こんにちわ、Hikaru Sanoです。
世界でも1、2を争うほど有名なスマホのiPhoneですが、そのブランド性に疑問を持つユーザが多いのも有名ゆえの宿命とも言えます。
今回はなんとニューヨーク大学の教授がiPhoneのブランド性に対して声を上げ、話題になっているようです。
iPhoneは電話ではない?
今回iPhoneのブランド性に対して声を上げたのは、ニューヨーク大学のマーケティング教授のスコット・ギャロウェイ氏。
彼は先日フランスで開催された「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」で、「Apple is sex(AppleはSEXだ)」と攻撃的な口調でAppleのブランド性について話し始めました。
ギャロウェイ氏はAppleを「贅沢なブランド」評した上で「ハイテクなブランドではない」とし、iPhoneを「電話ではない」と切り捨てました。
彼の説明を借りるなら、「iPhoneはポルシェやプラダの靴のようなもので、異性を誘惑するのに便利だが、電話としては役立たず」というワケです。
確かに「iPhoneがいずれかの分野で最高峰の特化した性能を誇っているか?」と言われればそういうワケではないので、「ハイテクなブランドではない」と言いたい理由はなんとなくわかります。
しかし「(iPhoneを)電話ではない」と言い切るにはいささか問題があり、現在のスマホのスタンダードモデルを確立したiPhoneに対してあまりに失礼ではないかと思いますね。
そもそもiPhoneのブランド性と言えば、同業他社に比べ強固なセキュリティと閉じたアプリストア形態、難しい操作などがほとんど必要ない事が売りなワケで、ソフトウェア分野で言えば「ハイテクなブランドである」と言えるでしょう。
各種SNSでも彼の発言が取り上げられていますが、今のところギャロウェイ氏がなぜAppleをこのように評価したのかはわかっていません。
ちなみに、このイベントにApple関係者はほとんど居なかったとも伝えられています。
まとめ
いかがでしたか?
ギャロウェイ氏は「Google is God(Googleは神)」「Facebook is empathy(Facebookは共感)」とも話しているそうで、普通にAndroidユーザでAppleをdisった感が否めません。
一個人が発言する分には問題ないんでしょうが、大学でマーケティングについて教鞭を振るっている人間がこのような場でこのような発言をするのは、正直あまり気分の良いものではありませんね。