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被害総額6,000万円!スマホを使ったチケット転売容疑で全国初の摘発

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

世間でもたびたび問題に上がる「チケット転売」、この度個人のチケット転売で6,000万円もの売り上げを出した犯人が全国初の逮捕となりました。

犯人はスマホを利用して2014年からチケット転売を行っていたそうですが、どのような手法で行われていたのでしょうか?

逮捕容疑は詐欺

先日「サカナクション」のコンサート電子チケットをだまし取ったとして、和歌山市の無職、小西正敏容疑者が逮捕されました。

調べによれば容疑者は2014年頃から、同様の手口でチケット転売を繰り返し6,000万円もの売り上げを上げていたとされています。

犯行手口は、まず手に入れた電子チケットをオークションに出品、当日は電子チケット入りのスマホを落札者に貸し渡すというもの。

こうする事でチケットの電子手続きによる譲渡(できないものも多い)といった煩わしい操作、不正摘発の目から逃れかなりの回数取引が行われたと考えられています。

今回の摘発はチケットの販売会社が当該オークション出品を発見、不審に思い落札し警察へ情報提供する事で逮捕に至ったそうです。

一般にチケット転売は各地域の迷惑防止条例で摘発されますが、今回は「チケット販売の手続きをする販売会社の社員がだまされた対象」とし、刑法である詐欺罪での摘発となったとの事。

かなり大胆な犯行ですが、これはチケット転売防止で各社が行っている電子チケットのセキュリティを、ある意味物理で突破しているという事になります。

詐欺を行う側にとっては紙のチケットも電子チケットもさして取り扱いが変わらない事がわかる案件で、販売会社は今後もっと強固なセキュリティを考案しなくてはならないのかも知れません。

購入前の身分証提出と、当日の身分証照合が義務化される日も近いかもしれませんね…。

まとめ

いかがでしたか?

ダフ屋行為についてはネットで賛否が分かれるところ(比較例:せどり)ですが、迷惑防止条例で全ての都道府県で禁止されているだけに、実質的違法行為といっても差し支えない状態です。

販売側もまさかスマホのような高価な機器を貸与するとは思ってなかっただけに、このニュースには驚かされた事でしょう。

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