昨夜のWWDCで発表されました、iOS 11!
様々な改良点、新機能が目白押しでしたが、注意点もあります。それは32bitアプリのサポート終了について。
今お使いのアプリが、iOS 11では動かなくなるかもしれません。経緯と、32bitアプリの確認方法をご紹介します。
サポート終了の予兆はあった
iOS 11でサポート終了となった32bitアプリですが、突然の通告というわけではありません。予兆はありました。
以前にもお伝えしたように、古いアプリはiOS 10.3以降において「将来のiOSバージョンでは動かない可能性があります。」と表示されるようになっていたんです。
いずれ将来的に32bitアプリを使えなくするぞ〜!、というAppleの意向がこの時点から読み取れていました。
これがWWDC2017において、「iOS 11からサポート終了だかんな」と名言されたかたちになります。とうとう来たか、と。
すでに海外メディアのTouchArcadeによると、iOS 11ベータ版ではApp Storeで32bitアプリを開くと「このアプリはiOS 11ではサポートされていません」と表示され、 ダウンロードができなくなっているとのこと。
動かなくなるどころか、App Storeに表示されなくなってダウンロードも不可能に。完全終了です。
使えなくなるアプリはどれなの?
iOS 11以降で使えなくなるアプリは、基本的にアップデートが止まった古いアプリが中心。
ですが古い新しいに関係なく、愛用しているアプリが突然使えなくなったら悲しいですよね。事前にお使いの32bitアプリはどれか確認しておきましょう。確認方法は簡単です。
設定アプリを開き、「一般」 → 「情報」へ進み…
「App」をタップ。表示されたのが、iOS 11で使えなくなるアプリになります。
もし愛用中のアプリが該当していたら、iOS 11がリリースされるであろう9〜10月あたりまでに代替アプリを探しておいたほうが良さそうですね。こればっかりは仕方ないので、早めに乗り換えましょう。
ちなみに、iOS 11にアップデートできるデバイス一覧
アプリだけではありません。iOS 11にアップデート可能な対応デバイスの一覧も発表されています!
注意点としてはiPhone 5/5cが対象外になったことでしょうか。
これはiPhone 5/5cに32bitプロセッサが搭載されているため、32bitアプリと同様にiOS 11でサポート終了になったというわけです。iPhone 5/5cをお使いの方はご注意を!