こんばんは、yumiです。
WWDCやiPhoneの発表など、Appleが年に何度か開催するイベント。大きな発表をする前に、まずはCEOであるティム・クック氏が登壇するのですが、彼が最初に何を話すかと言うと…そう、自慢!w
Appleのイベントを視聴したことがある方はご存知だと思いますが、イベント初っ端は「どうだ!」とばかりに自慢話を入れるのが定式で、見どころの1つとなっているんです。
ということで今回は、今夜のWWDCで最初に自慢されることを過去のイベントから予想してみますよ〜w
過去の自慢話を振り返ってみる
まずは昨年6月に開催されたWWDC 2016から見てみると…「これまでApp Storeのアプリ数が200万個に達し、累計ダウンロード数は1,300億回に。そして開発者には500億ドル(約5兆円)が支払われた」とのこと。
アプリ数に関してはGoogle Playでも昨年2月の時点で200万個に達したとされていますし、世界的に見ればAndroidのシェアは圧倒的なわけですから、累計ダウンロード数もそこまで自慢とはなりません。
なので、ここでAppleが言いたいことは1つでしょう。それは「開発者に500億ドル(約5兆円)が支払われた」ということ。
今年アプリ調査会社のApp Annieが公開したデータによると、
- ダウンロード数はGoogle PlayがApp Storeの倍以上
- しかし年間収益はApp StoreがGoogle Playの倍
だと言うことが分かっています(※2016年の数字)。なのでこの500億ドルというのは圧倒的な数字、というわけですね。
2008年にApp Storeがオープンしてからの累計額ではありますが、5兆円というのは国の国家予算レベル。すごい、すごいよApple…!
そして2015年のWWDCでは、
- 70カ国から参加
- 350人の奨励学生たちも来場
- 1,000人以上のAppleエンジニアが集まっている
と、WWDCが世界から注目されているイベントだとアピールし、
2014年のWWDCでは
- Appleに申請している開発者は900万人と、昨年から47%増加
- Macの伸びは12%増
- OS X Mavericksは4,000万人インストールし、ユーザーは51%
- Windows 8のユーザーは14%…これ以上言う必要はないですね
と、Microsoftを比較にw ちなみにOS Xのプレゼン終了後、再び登壇したクック氏は
- 昨年、新たに1億人以上がApple製品を使い始めた
- Appleを使い始めた人の多くはAndroidからの移行
- たぶん間違えてAndroidを買っちゃったんだろうね
- (当時最新だった)iOS 7は89%のユーザーが使っている
- しかしAndroidの場合、最新OSを使っているのは9%。大半は4年前のOSを利用。これは化石レベル
- マルウェアの危険性も高い
とここではAndroidと比較しておりました。
そして2013年のWWDCでは
- WWDCのチケットは71秒で完売
- 世界のApple Storeには毎日100万人が訪れる(子どもたちが課外授業として訪れることも)
- ベルリンにオープンしたApple Storeがいかに美しいか
- App Storeでは累計500億ダウンロード達成
- 90万のアプリがあり、そのうち90%が毎月ダウンロードされており、非常に活発な状態
とWWDCからApple Storeまで幅広く自慢しておりました。
他にも2016年9月のiPhone 7発表イベントでは
- Apple Musicはが1,700万人の有料会員を記録
- App Storeは累計1,400億ダウンロードを突破
などがクック氏から述べられており、ここからかみあぷ編集部が予想する今夜の自慢は…
- 開発者へ支払われた累計額が700億ドル(約7兆8,000億円)を突破
- アプリのダウンロード数が1年で70%以上増加
- Apple Storeシンガポール店
の3点!
1と2については6月1日にAppleが公式に発表している数字ということで、おそらくそれを再度アナウンスする形となるのでは、と予想。
さらに大穴として、つい最近オープンしたばかりのApple Storeシンガポール店(東南アジア初)についても発表があるかもしれません。ストアで使われる電力は100%太陽光発電という特徴もありますしね。
一言で「自慢」とは言え、2016年の500億ドルから1年で200億ドル増の700億ドルといやはやなんともスケールのデカイ話。
今夜のWWDCでもティム・クック氏のドヤ顔は見られるのか?注目ですw