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これが総務省のやりたかったこと?ドコモが新プラン「docomo with」を発表したけど…

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こんにちは、yumiです。

「家計における携帯料金の負担を軽減させる」という目的で大手キャリアに対しさまざまな働きかけをしてきた総務省ですが、「実質ゼロ円廃止」や「キャッシュバック禁止」などによりユーザーの負担だけが大きくなっている…と批判も多く集まっていました。

しかしここに来て、「これが総務省のやりたかったこと?」と思えるような新プランをドコモが発表。ただし落とし穴もあるようで…。

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総務省の意図を汲んだ新プラン?

かみあぷでは何度か総務省のキャリアに対する指導やガイドラインについて紹介してきましたが、そもそも総務省がキャリアに口を出す目的は「家計における携帯料金の負担を軽減させる」ため。

総務省としては、

  1. 端末を安く売っている(実質ゼロ円やキャッシュバック等)から、その端末代を回収するためにキャリアは月額の通信費を高く設定している
  2. 端末を安く売らなければ(適正な価格で販売すれば)、その分キャリアは月額通信費を引き下げるだろう

と考えているようで、これまで「実質ゼロ円の廃止」「キャッシュバックの禁止」などをガイドラインで定めてきました。

しかし実質ゼロ円・キャッシュバックがなくなっても、キャリアは月額の通信費を下げることはなく…結局はユーザーの負担が大きくなっただけ、というのが現状。

これでは「余計なことするな」と総務省に批判が集まるのも無理はないですよね…。

しかしここに来てようやく、ドコモが総務省の意図を汲んだような新プラン「docomo with」を発表。

この「docomo with」は端末を正規の価格で買うかわりに、月々の利用料金から毎月1,500円が割り引かれるというもの。

これまでの流れだと「どうせ2年間だけの1,500円引きなんでしょ?」と思いますが、この割引は2年目以降もずっと続くそうです。

端末を正規の値段で購入し、月々の料金を安くする…これはまさに総務省のやりたかったことですよね。

しかしもちろん(?)キャリアの新プランは一筋縄ではいきません。

この1,500円がずっと割り引かれる「docomo with」は対象端末が決まっており、さらにその対象端末は「arrows Be F-05J」「Galaxy Feel SC-04J」の2種類のみ(※)

 ズコー
    ∧∧
  ヽ(・ω・)/
 \(.\ ノ

※ドコモオンラインショップでの価格はarrows Be F-05J(28,512円)、Galaxy Feel SC-04J(36,288円)

ドコモの公式サイトには一応「対象端末は2017年5月24日現在」と書かれていますし、このプランが作られたこと自体が第一歩目として今後に期待したいところですが…。

日本で圧倒的なシェアのiPhoneが対象になるまでは「総務省の働きかけが功を奏した!」とはとても言えないですよね(;´Д`)

ちなみに「docomo with」をうけてauの田中社長も新プランを検討中だとほのめかしていましたよ。まぁどうせ横並びなのでしょうが。

果たして私たちはいつ「総務省ありがとう!」と言えるのか…というかそんな日は来るんでしょうかね…?

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