スマホの普及により様々なものがIoTに対応したりしていきていますが、どうやらタトゥーもその1つのようです。
Facebookで公開されたそのタトゥーは非常に多くの人々の関心を集め、そのFacebook動画は1,496万再生、25万シェアを記録しました。
関連記事:Facebookの「知り合いかも」に”不安”を感じたら設定を変えよう
スマホで音声が再生できるタトゥー
南カリフォルニアでタトゥーやプロジェクション、絵画などを展開しているアーティストのネイト・シガートさんはスマホで音声を再生できるタトゥーのプロジェクトを公開し、非常に大きな反響を得ました。
『Soundwave Tattoo』と名付けられたそのタトゥーは専用のアプリで読み込む事で、ユーザが持ち込んだ音声を再生する事ができるのです。
彼はプロモーションで、パートナーであるジュリアナさんの「I love you」という言葉と、自分の子供の声をそれぞれ波形表示にし、タトゥーとして自身に彫り込みます。
そしてそれをスマホの専用アプリにかざし、アプリはそれを「音声波形」と認識しその表示通りに音声を再生させる事に成功したのです。
タトゥーは一生残るものとしてネガティブイメージが強く、特に日本ではシールだとしても多くの批判を集める事がありますね。
彼はその「一生残る」という特性を利用し、いつまでも聞いていたい言葉や声をタトゥーとして残すプロジェクトを考案したそうです。
アプリは6月に公開予定、現在は『Soundwave Tattoo』の予約を受け付けており、その技術は特許申請中との事。
『Soundwave Tattoo』の予約数は10,000人を超えているそうで、こちらも6月から順次施術を開始するそうです。
ちなみに彫り込む音声は「声」の他、「歌」や「ペットの鳴き声」といったものも多くオーダーされているんだとか。
まとめ
いかがでしたか?
タトゥーに興味がない、あるいは嫌いな人にとっては「スマホに入れとけば良いじゃん」と思うかも知れませんが、そのスマホが壊れたりしてしまってバックアップもなければもう聞く事もできなくなってしまいます。
「音声を肌身に残す」というこの新しい試みはFacebookの反響を受けて、テレビ番組「RightThisMinute」でも取り上げられているそうですよ。