ども!ともぞうです。
先週「現行紙幣」に始まり「チャージ済みSUICA」などの出品が問題となったメルカリですが、本日一連の騒動を受けて「安心・安全への取組みについて」を発表しました。
内容は「今回の問題に対して今後どう取り組んでいくのか」についてだったのですが、その一方でまた新たな問題になりそうな出品物が出てきているんです。
これだけかいくぐるように新しい手段の出品が出ると言うことはそれだけ需要があるとも言えるのですが、もっと根本的な対策を取らないと解決はまだ先になりそうですね。
次々に出てくる換金性の高い出品物
「現行紙幣」の出品に始まり、禁止されたと思ったら、今度は「チャージ済みSUICA」が出始めてそれも禁止…といたちごっこが続くフリマサービス「メルカリ」の問題。
当初はネット上での指摘が相次ぎ、ここ数日テレビでも取り上げられるほどのニュースになっています。
そのような事態を重く見たのか、本日メルカリは公式ページのお知らせにて「安心・安全への取り組みについて」を発表しました。
内容は今までも実施してきているカスタマーサポート体制に関する説明に始まり、
不正の事例を示しながら、各ステップにおけるチェック体制を改めて説明しています。
それにしても不正事例を見て初めて気が付いたんですが、今までてっきり「現行紙幣やチャージ済みSUICA」の出品者と購入者って別だと思ってたんですが、架空出品すれば自分でできちゃうんですよね確かに。
また同お知らせは、アプリ上でも同様にニュースとして配信し、ユーザーに注意喚起をはかっているそうです。
加えて「現行紙幣の出品禁止」をした4月22日以降、24時間体制で監視・削除の対応をしているとのこと。
さてこれだけ万全の体制ならもうイタチゴッコになるような、監視の目をかいくぐった出品は減っていき騒動もひと段落…
と思いますよね?
私もそう思ったんですけど、ゴキブリの生命力のような強さで出てくるんですねー新手の出品物が。それが「旅行券」なんです。
「旅行券」と聞くとイマイチピンとこないと思うのですが、旅行代理店のJTBやHISなどが発行するギフトカードと言えば分かりやすいですね。
しかも今までのと同様に額面以上の金額の出品が、出てくる出てくる。
で、この「旅行券」出品禁止になっていないの?と改めて規約を見てみると、出品禁止物の項目で「旅行券」という文言での記載はありませんでした。
ではそもそも「旅行券」とはどういう定義のものになるのか調べてみると、wikiによれば「ギフトカード」に該当するようで別名「トラベルギフトカード」と呼ばれるようです。
では「ギフトカード」とは何かというと
ギフトカード(英称: gift certificate)とは、様々な店舗で利用することができる紙媒体の有価証券である。
引用元:ギフトカード – Wikipedia
という説明があり、「旅行券」= 「有価証券」となるんですね。
じゃあ「有価証券」は、規約上禁止されているかと言えば、はいされてましたー。
禁止されている出品物
・商品券、債券、小切手、クレジットカード、キャッシュカード、宝くじ等の金券
引用元:メルカリ-利用規約
ということで、ギフトカードが有価証券であるというのが間違いなければ、上記の出品は規約違反ということで早々に削除されることになりそうですね。
しかしながら、これだけ騒がれてテレビでも報道されるくらいになっているにも関わらず、かいくぐるような出品を減らないところをみると、それだけ需要があるということなんですよね、きっと。