こんにちは、yumiです。
警察庁によると、昨年1年間でネットを通じて犯罪被害にあった未成年の数は1,736人。2015年よりも84人増え、統計を初めた2008年以降最多となったとのこと。
最多更新は4年連続だそうですが、特にTwitterを通じた被害が増えているようです。
最年少は9歳!ネットを通じた未成年の犯罪被害が過去最多に
被害にあった未成年はほとんどが少女で、14歳〜17歳が9割近くを占めています。
- 14歳:17.5%
- 15歳:18.6%
- 16歳:25.9%
- 17歳:24.2%
ちなみに最年少は9歳だったそうですよ…。
そして全体の9割がスマホを使用。被害が多いサイトは上から順に
- Twitter:446人
- チャットアプリ『ぎゃるる』:136人
- LINE:124人
と圧倒的にTwitterが多かったようです。
被害の内容は、
- 児童買春:425人
- 児童ポルノ(裸の写真を送らせる等):563人
- 強姦:13人
- 略取誘拐(暴行、脅迫等により支配内に置くこと):20人
と、児童買春や児童ポルノが大半。
もちろん未成年に対して犯罪行為を行う大人が一番悪いのは間違いないですが、児童買春や強姦、略取誘拐なら未成年本人も「会おう」と思わなければ成り立たないですし、児童ポルノも「送ろう」と思わなければ成り立ちません。
繰り返しますが、犯罪行為を行う大人が一番悪いのは間違いありません。しかし「未成年者のネットリテラシーが低すぎる」というのも被害を増やす1つの要因と言えるのではないでしょうか?
警察庁によれば被害者の88.2%が有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング機能」を利用していなかったとのこと…。
例えばiPhoneには子どもにiPhoneを持たせる時に設定できる「機能制限」もあります。また、スマホを持たせる際には家族間で「スマホを使う上でのルール」や「ネットの怖さ」を話し合うことも大事。
被害にあう未成年を1人でも減らすには、私たち大人が気をつけてあげなければいけませんね。