こんにちは、yumiです。
次期iPhoneのプレミアムモデル(通称:iPhone 8)、以前から「ベゼルレスになる」「Touch IDはディスプレイに組み込まれる」と言われていましたが、どうやらディスプレイ内蔵型Touch IDに問題が発生しているようです。
このままだとTouch IDの廃止やデザインの変更、発売時期の遅延などの可能性がありそうですよ><
技術的にかなり難しい?
まず、これまでにiPhone 8について言われていた主な特徴についておさらいすると、
- 5.8インチのOLEDディスプレイ
- 3Dカメラ
- ワイヤレス充電
- ベゼルレスデザイン
などでした。「ベゼルレス」とは、簡単に言うとディスプレイの「枠」がなくなるというもの。こんな感じですね⇓
さて、このベゼルレスを実現しようとした時に考えなければいけないのがTouch ID。
ベゼル(枠)がなくなる=Touch IDを設置する部分がなくなる=ディスプレイ内蔵型になる…というのがこれまでの見方でした。
しかしどうやらこの「ディスプレイ内蔵型Touch ID」は、現在Appleの「最大の難関」になっているとのこと。
Appleは2012年に紋認証技術企業のAuthen Tech社を買収し、同社の技術によってTouch IDを実現しましたが、「ディスプレイ内蔵型Touch ID」については歩留まり率(※)が依然として低いんだとか。
さらにAppleは、セキュリティ面などからAuthen Tech社以外の企業の技術を使用することを拒否している状況だそうです。
※歩留まり率とは:素材の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数比率のこと(参考:Wikipedia)
この歩留まり率が改善されない場合、一体Appleはどうするのか…。Cowen and CompanyのアナリストTimothy Arcuri氏は、
- Touch IDを廃止し、顔認証システムに移行する
- Touch IDを本体の背面に設置する
- 生産時期を遅らせる
という3つの解決策がある、と述べています。さらに「1つ目と2つ目よりも、3つ目の『生産時期を遅らせる』というのが一番現実的」とも…。
顔認証システムは技術的に難しい点もあるでしょうし、本体の背面に設置するというデザインの変更はAppleらしくない…と考えると、確かに生産時期の遅延が一番有り得そうな気がしますね。
以前から「3Dセンサーの影響でiPhone 8の出荷は遅れる」と言われていましたし…。
ディスプレイ内臓型Touch IDを諦めて早く発売してもらうか、それとも時間をかけて最高のiPhoneを作ってもらうか…個人的にはやはり「最高のiPhoneを!」と思いますが、みなさんはいかがですか?