「LINEで仕事の休み・遅刻の連絡」はあり？なし？約8割は否定的な意見

ども！ともぞうです。

仕事をされている方にとってはもう少しで4月ということで新入社員が入ってくる時期になりますが、そうなるとよく新社会人のマナーが…なんて話が出てきますよね。

そんな折り、「新入社員に対する社会人の意識調査」というアンケートで、「仕事での欠勤や遅刻などはLINEで送るのはあり？なし？」と言った気になる質問があったのでご紹介します。

あなたは、部下からLINEで仕事の連絡が来るのを許せますか？

約8割がLINEでの業務連絡に否定的

4月になって職場に新人が入ってくると、よく今時の新社会人の行動が理解できない…などなど愚痴る話が出てきたりしますよね。

そんな中で数年前から言われているのが、会社への連絡をメールやLINEで済ませてしまうという行為。

MMD研究所の調査によればLINEの利用率はいまや約9割にものぼり、1つの連絡手段としてそろそろ見てもいいんじゃないかと思わなくもないのですが…

Photo by MMD研究所

今回マクロミルが1000人の社会人を対象に行った調査で、「欠勤や遅刻をLINEで連絡はある？なし？」という質問では78%が「なし」と回答。

Photo by HoNote(ホノテ)

うーん、これだけ普及しているとはいえ使っていない人も居ますし、文字だけで連絡を済ませてしまうというのがやはりまずいのでしょうか。

この調査では「あり」「なし」の理由まで書かれていなかったので、別の調査を調べてみると「日本全国サラリーマン調査」というサイトで「メールやLINEでの欠勤連絡、アリですか？」という質問があり、こちらもマクロミルと同様に84.5%が「なし」と回答しており、

その理由を見てみると…

やはり、休みや遅刻などの連絡は社会人としてはちゃんと電話で伝えるべし。という意見が多数。

たしかに私も前つとめていた職場では始業時間前に電話で連絡しないと、無断欠勤と扱われる場合があるなんてこともありましたしね。

と言っても、それが常識だろ！だけを押しつけると古い価値観、老害なんて言われかねませんから、もっともらしい理由を拾ってみると。

これなら確かに納得。LINEやメールを必ず送ったらすぐ読まれるという保証はないですからね。(電話もつながらないなんてこともゼロではないですが…)

そういう意味でつながれば確実にリアルタイムで伝達できる電話を使うほうが良いというのは分かる気がします。

では一方で「あり」としている意見を見てみると、

と、そもそも社内でLINEの利用が認知されている場合も少数ながら見られるようです。

また他には、人間関係の摩擦を恐れて黙認するなんていう例や

LINEが連絡先の基本となっている、今時の人の意見までありました。

確かにLINEでの連絡が当たり前になっている環境下においてはそりゃ、休みや遅刻の連絡手段がLINEであるほうが自然になっちゃうと言う訳ですね。

とは言っても全体の15.8%とまだまだ少数派。やはり確実に連絡がつく手段を使うべしというのは、あながち間違っていないと思います。

さらに別の質問では、「込み入った話を直接ではなくメールで相談」はあり？なし？というものがあったのですが、これも「なし」が71.3%という結果に。

Photo by HoNote(ホノテ)

込み入ってるから直接言いづらい事もあったりする気がするのですが、メールで長々文章を送ってくるなら直接言ってほしいということですかね。

これはなんとなく分かる気がして、ガッツリメールで来ちゃうとこちらもメールでしっかりと返さないといけないし、だったら話した方がすぐ済むなんてこともありえますし。

ただ、今時の就活生は「電話嫌いが増えている」なんていう話もありますし、これから入ってくる新社会人はLINEやメールでの文字のコミュニケーションが主体の世代と言えるかもしれません。

1人1台スマホの時代となった今では、今までの「当たり前」が通じないなんてこともありえます。さてそうなったら「メールやLINEでの業務連絡」、あなたならありですか？なしですか？

2017.3.27 19:45追記
記事内マクロミルとするところを、マイクロミルと記載しておりました。訂正してお詫びいたします。