こんにちは、ryoです。
講義や会議など「録音しておいたけど、確認したい箇所がなかなか見つからない…」なんて経験、意外とありますよね。
この手間が省けるのがICレコーダーアプリ『Recoco』。なんと音声を認識して自動で文字に起こしてくれるんです。
今回はその精度も試してみましたよ!
音声認識システム搭載のボイスメモアプリ「Recoco」
今回ご紹介するアプリ『Recoco』はただ音声を保存するだけではなく、発言内容を音声認識によって自動で文字に起こしてくれる機能を持っています。
後から内容を確認したい時に音声をそのまま聞き直すよりも、テキストを読み直すの方が圧倒的に速いですよね。
また、自分でタグを付けられる機能がついているので、重要な発言の見落としも少なくなりますよ。
しかし気になるのが音声認識の精度。今の技術では十分な音量がある場合でも、音声を完璧に文字化するのは難しいのでは…?
そこで実際にサンプルテキストを読み上げて、音声認識の精度を試してみました!
音声認識の実力は?
まず利用するサンプルテキストがこちら。
「イスタンブールは、世界で唯一アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがる街で、この二つの大陸を分けているのがボスポラス海峡です。アジアとヨーロッパの間を進んでいく壮大な体験が出来る、ボスポラス海峡クルーズを堪能して頂く予定です」
固有名詞が文字化出来るのかや、漢字変換の精度に注目です(合っている部分は青、間違っている部分は赤で表示)。
・一人目 30代男性
「イスタンブールは世界で唯一アジア大陸とヨーロッパ大陸に(またがる街で)」
「この2つの大陸を分けているのが(ボスポラス)」
「海峡ですアジアとヨーロッパの間を進んでいく壮大な体験ができるボスポラス海峡クルーズを堪能していただく予定です」
なんと認識率91%!早口になった部分の単語が抜け落ちてしまっていますが、漢字変換はうまく出来ているみたいですね。
・二人目 20代女性
「イスタンブールは世界で唯一アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがるまじ」
「この2つの(大陸を分けて)」
「ているのがボスポラス海峡ですアジアとヨーロッパの間を進んでいく壮大な体験ができるボスポラス海峡クルーズは反応していただく予定です」
今回の認識率は88%。十分高いですね。一人目の場合と同じように文節が丸々抜けてしまっている部分がありますが、大体の流れは掴めそうです。
このようにかなり高い認識率で音声を文字化出来ていますが、これはRecocoがSiriと同じ音声認識エンジンを用いているため。
そのためアプリを利用する際には、Appleの音声認識システムの利用に対する同意を求められます。
「音声を100%完璧に文字化」とは言えないものの発言の大まかな流れは分かるので、確認したい部分の音声を見つける際に音声認識が役立ちそうですね。
無料で利用できるので、ぜひ一度お試し下さい!