こんにちは、yumiです。
大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているMVNO(格安SIM)ですが、産経新聞によるとこの回線の貸出料金(接続料)が引き下げられることが分かったとのこと。
引き下げ分はキャリアによって10%から20%。今も安いMVNOの月額料金がさらに安くなり、キャリアとの価格差はますます広がることになりそうですよ。
10%から20%の引き下げ
MVNOはキャリアから回線を借りてサービスを提供していますが、この回線貸出料(接続料)はキャリアが年度末に算出し発表するので、MVNOは年度内に借りたデータ通信量分を遡って支払う仕組みとなっています。
そして今回、今年2月に改正された総務省令に基づく新算定方式により、MVNO向けのデータ通信接続料は平成28年度分から
- ソフトバンク:約20%(約117万円→約94万円)
- au:約10%(約97万円→約87万円)
- ドコモ:約15%(約79万円→約67万円)
に引き下げられるとのこと。
この引き下げはユーザーにも恩恵があり、例えば月額1,980円のMVNOの場合、100円程度の値下げに繋がると見られていますよ。
4月は新生活が始まるということで新規ユーザーも増える時期。接続料引き下げに伴って4月中に値下げに踏み切るMVNOも増えそうですね。
ただし…残念ながら引き下げに動くMVNOはすべてではないかもしれません。
というのもMVNOは600社以上あると言われており、ただでさえ安いのにも関わらず価格競争が行われ、MVNOの中には赤字になっているところもあるそうなんです。
MVNOへの乗り換えを考えている方は、4月の各社の動きを見てから決めると良いかもしれませんね!