こんにちは、ryoです。
先日、予期せず落ちるバッテリー問題が80%改善されているとお伝えしたiOS10.2.1ですが、もう1つ隠れ機能が追加されていましたよ。
「バッテリー問題」の改善とともに追加されたのは、バッテリーの診断機能。
iOS10.2.1にする必要がありますが、バッテリーが気になる人はこの表示が出ていないか要チェックですよ!
バッテリー交換が必要な場合には特別なメッセージが表示
今までバッテリーがおかしいかも?と思っても、アプリを使って調べたり、もしくはApple Storeに持ち込んだりしないと本当に原因がバッテリーにあるのか分からないのが難点でした。
だってわざわざApple Storeに行って調べてもらったら「バッテリーは異常ありませんね。」、なんて言われた日にはがっくりですもんね。
そんなバッテリーの診断に関して、Appleは新たに公開されたサポートページによると、iOS10.2.1では「バッテリーの点検交換」が必要な場合にはその旨が表示されるようになったんです。
表示されるのは設定にある「バッテリー」の項目で、
こんな感じで「バッテリーの点検修理が必要になる可能性がある」といった表示が上部に表示されるようになるとのこと
この機能はiOS 10.2.1以降を搭載した端末で有効で、従来から実装されていた「iOS診断機能」を拡張したものと見られています。
ただ、この表示が出たからといって「バッテリーが爆発する」などと言った「危険」が差し迫っている訳ではなく、「寿命など何らかの影響でバッテリーの機能が落ちている」事を意味しているので、焦って修理に出す必要はありません。
サポートページにも「この表示が出た状態で使い続けても問題はない」と書かれているので、時間がある時に一度点検に持ち込んだ方がいいくらいに思っておけばよさそうです。
メッセージが表示されていた場合の対応
「設定」→「バッテリー」の上部に「iPhone のバッテリーの点検修理が必要になる可能性があります」と表示されていた場合には、バッテリーの性能が落ちてしまっている可能性があるので、一度検査・修理に出す事をオススメします。
iPhoneを修理に出すには、
1. 事前予約をしてGenius Barに持ち込む
2. 配送修理サービスを利用する
3. Apple正規サービスプロバイダを利用する
の3つの方法が選択可能。
Genius BarやApple正規サービスプロバイダに持ち込む場合には、事前予約が必要ですが、多くの場合その場で修理を完了させてくれます。
配送修理サービスを利用する場合には、一週間ほど時間がかかりますが、近くにGenius BarやApple正規サービスプロバイダが無い場合でも修理に出す事が出来ますよ。
そこで、気になる料金ですが「AppleCare+」に入っていて、バッテリーの蓄電容量が本来の80%未満に劣化していれば無料。
「AppleCare+」に加入していない場合には、7,800円の修理費用がかかります。
※通常使用におけるバッテリーの劣化については製品保証期間であっても対象外となっていますが、製造上の問題による欠陥の場合は保証対象となります。
今までどうもおかしいと思ってもはっきりとバッテリーになんか要因があるというのは特定しづらかったのですが、iOS自体が判定してくれるとなると、ありがたいですね。
今回ご紹介した表示がいつどのタイミングで表示されるようになるのかは分かりませんが、気になる人はiOS10.2.1にした上で、定期的にチェックしてみて下さい。