こんにちわ、Hikaru Sanoです。
日本でも度々ニュースで取りあげられる高級自転車盗難事件、盗難部品転売などの事例もあり高価な自転車を利用している人には他人事ではない問題かと思います。
昨年同様の事件がバンクーバーで発生したのですが、とあるアプリのおかげで無事手元に戻ってくる出来事がありました。
自転車支援アプリ『529 Garage』
昨年9月、バンクーバー在住キャシー・ゴンザレスさんのマウンテンバイクが、旅行中に盗まれるという事件が発生。
彼女は自転車支援アプリ『529 Garage』を見つけ、このアプリに盗まれたマウンテンバイクの写真を多数登録し警察に相談しますが、昨年中にマウンテンバイクが見つかる事はありませんでした。
ところが今年の1月末、バンクーバーの自転車ショップに持ち込まれた売却予定の自転車が、『529 Garage』に登録されたキャシーさんの自転車情報と一致します。
店員はすぐに警察に連絡しこのマウンテンバイクを押収、今月初めにキャシーさんの元へ奇跡的に戻ってくる事となりました。
『529 Garage』は本来あらかじめ自転車の各部の写真やシリアルナンバー、レシートなどを登録しておく自転車支援アプリ。
万一盗難にあった際はアプリ内の「Start Alert」を選択することで、付近の『529 Garage』ユーザ等に盗難された自転車情報を送信、共有して盗難された自転車を探す事を目的としたコミュニティーアプリです。
利用開始はとっても簡単で、最初にSNSかメールアドレスを連携させ、指定された自転車の写真を登録するだけ。
指定には参考イメージが付いており、「シリアルナンバー部分」「外観」「自分と自転車」「レシート」と細かな画像を登録することで持ち主であることの証明、盗難時のデータ照合に利用することが可能です。
上記の通り簡単な操作しかないので登録自体は5〜10分くらいで完了。
もし盗難にあった際はアプリの「Start Alert」をタップするだけで『529 Garage』ユーザに情報を発信、SNSにも盗難情報を送信することが可能で、より多くのユーザに自転車の情報を共有することができちゃいます。
盗難された自転車は転売される際にバラされたり、操作に引っかからないよう一定の期間眠らされたり、外観を変えられてしまったりする事が多いとの事。
『529 Garage』に詳細情報を登録しユーザ同士が手を取り合うことで、盗難の抑止や持ち主への返還がもっと効率的になると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
残念ながら日本語表示にはならないようですが、簡単な英単語構成と参考イメージがあるので誰でも簡単に登録する事ができます。
盗難自転車の転売を生業にしているような人もいるそうなので、万一のためにこういったアプリに情報を登録しておいた方が良いのかも知れませんね。