こんにちは、yumiです。
iPhoneやiPadなどApple製品の修理や交換をはじめ、さまざまなサポートをしてくれるジーニアスバー。
そんなジーニアスバーに30年前のMacを持ち込んだ人が現れました!
いくらApple製品のプロフェッショナルが対応してくれるとは言え、さすがに30年前の製品は門前払いされてしまうんじゃ…?
30年前のMacを持ち込んでみたら…
30年前のMacをジーニアスバーに持ち込んだのは「The Mac Show」というポッドキャスト番組の司会者で、写真家でもあるEwen Rankin氏。
この「30年前のMac」はただのMacではなく、世界で5つしか作られていない「Macintosh SE」のプロトタイプのうちの1つという超貴重なもの!
1987年にアメリカで作られた後、イギリスの「Stockley Park」という企業に出荷され開発者が使用していたそうですが、「Stockley Park」のオフィスが閉鎖されたためRankin氏が引き継ぐことに。
25年間、キーボードやマウスとともにずっと専用バッグの中にいれて保存していたそうですよ。
なぜそんなにも長い間保存していたのか、それはMacintosh SEに元々搭載されていたOS「3.3」をインストールするためのフロッピーを探していたから。
そのフロッピーについてRankin氏が「The Mac Show」で呼びかけたところ、1980年代にAppleのエンジニアだったというリスナーから「システムディスクとアプリケーションディスクを送るよ」という連絡が!
さて、これでMacintosh SEにOSをインストールする準備は整いました。
Rankin氏は「自力でインストールに挑戦してみるというチョイスもあったけど…ジーニアスバーに持ち込んでみて、30年前のMacを現役に戻す助けをしてくれるのか、挑戦してくれるのか、試してみる方が楽しいと思った」と、ジーニアスバーに持ち込んでみることにします。
さすがに30年前のMac、しかも世界に5台しかない1台。ジーニアスバーもお手上げか?と思いきや…「80年代のMacを所有していたことがある」というスタッフもいたことで、快く助けてくれたそうですよ。
ちなみにMacintosh SEのOSインストールはスタッフ5人総掛かりとなり、すったもんだありながらも無事インストールできたとのこと!
いや〜さすがジーニアス(=天才)と銘打っているだけあり、まさに神対応…!
Rankin氏も「その日1日はずっとテンションが高かったよ」と、ジーニアスバーの対応に感激していたようです。
…非常にゲスいですが、野次馬としては修理費にいくらかかったのかも気になるところですねw