ども!ともぞうです。
Appleといえば、iPhone 4sまでの30ピンコネクタ、iPhone 5からはLightningコネクタにするなどたびたび独自規格のコネクタを採用していますが、ここに来て新たなコネクタを採用するようです。
新たにAppleが追加予定しているのは、「UAC(Ultra Accessory Connector)」という名称なのですが、これは一体どんなコネクタなのかご紹介いたします。
また次のiPhoneでコネクタが変わる!?と焦ったのですが、どうやらそうではないようでご安心を。
iPhoneやiPadなどへの採用予定はなし
9to5Macによると、AppleはMFi(Made for iPhone)認証に新たなコネクタの採用を予定していると伝えています。
新たなコネクタは「UAC(Ultra Accessory Connector)」という名称で、もしやLightningコネクタの廃止?次期iPhoneに採用のコネクタ?と思ったのですが、実はそうではない模様。
というのもまずこのコネクタはApple独自の新規格ではなく、Nikonなどのカメラ用に使われているコネクタ規格で「UC-E6」というタイプなんです。
なぜここに来てAppleがこのコネクタを新たに採用しようとしたかというと、どうやらそれはサイズにあるようで、LightningコネクタやMacbookなどに採用されているUSB-Cに比べて小さいのが特徴。
それならiPhoneなどにも使っても…と思うのですが、Appleとしてはヘッドフォンやヘッドセットのコネクタとして省スペースになるこの規格を採用しようとしているようなんです。
と聞いてもイマイチどういうことかピンと来ないのですが、Appleの提示するUACの仕様によれば「UAC ⇒ Lightning」
「USB-A ⇒ UAC」「3.5mm ヘッドホンジャック ⇒ UAC」の変換を想定しているとのこと。
こうすることでUACコネクタを備えたヘッドホンが様々なApple製品に接続できるとのことなんですが、ヘッドホンジャックを廃止したiPhone 7以降ではLightningコネクタのイヤホンなどにシフトしたハズなんじゃというツッコミも。
どうにも迷走感が漂う今回の新コネクタ採用の話ですが、ただでさえiPhone 7に付属したつぎはぎで変換するケーブルが美しくなかっただけに、これ以上Appleらしくない変換ケーブルは出来れば採用してほしくないものです。