こんばんは、yumiです。
昨年末にリリースされ、かみあぷでも発売日当日に付け心地や音質などのレビューをお送りしたAppleのBluetoothイヤホン「AirPods」。
数日間使ってみて分かったことを以前ご紹介しましたが、今回は約1ヶ月間ほぼ毎日使ってみての本音レビューをお送りします!
だいぶ辛口となっていますが、気になっているけどどうしようかなぁと思っている方の参考になると幸いです。
AirPodsを1ヶ月使ってみた本音レビュー
今日まで約1ヶ月間、ほぼ毎日「AirPods」を使ってみました。主な使用シーンは通勤時だったので、時間にすると毎日約1時間半程度といったところ。ということで、さっそく本音レビューをお送りします!
▼AirPodsの操作方法や機能については以下の記事をご覧ください。
1. さすがApple製品と言えるスタイリッシュな製品だけど
まずはその外観ですが、見た目はApple製品ならではのスタイリッシュさ。ケースのフタがマグネット式で「パチン」と閉まったり、イヤホン収納時も吸い付く感じでハマるので、使っていて確かに気持ちいいです。
ひっくり返しても落ちてこないのは安心感が増しますが、なんせイヤホンを取り出しにくい!
手がカサカサしていても滑るし、手汗でちょっとベタついてても滑る。
「イヤホンをケースから取り出す正しい方法」なんて動画が10万再生以上されていることからも、AirPodsユーザーが取り出しにくさを感じていることがわかると思います。
手の乾燥・湿り具合もそうですが、爪が長い女性もおそらく取り出しにくいかと。
イヤホンを仕舞う時は100点なので、取り出す時ももうちょっと考えてほしかったなぁ…というのが本音です。
2. iPhoneとの連携は本当にすごいけど…
ケースのフタを開けてイヤホンを耳に装着すれば、iPhoneを触ることなく勝手にペアリングし電源がつく。イヤホンを外せば勝手に音楽が止まって電源がオフになる。
この純正品ならではのiPhoneとの連携は本当すごいと思います。
ですがiPhoneとの連携を最重要視するあまり、AirPodsそのもので必要な機能まで削いでしまったのかなぁと…。
というのもケースのフタを開ければ「イヤホンのバッテリー残量がどのくらいか」「ケースのバッテリー残量がどのくらいか」がiPhoneの画面に表示されるんですが、
AirPodsのケース外側にランプ等がなく「充電がいまされているのか」「完了したのか」が分からないんですよね。
なので充電している時は、頃合いを見計らってiPhoneのスリープを解除し、AirPodsのフタを開けて確認しなければならないという…。
充電が終わったら色が変わるランプをケースの外側に1つ付けてくれればよかったのに…と思わざるを得ません。
3. 「片耳から外すと音が止まる」のは人と話す時は便利だけど…
AirPodsは片耳からイヤホンを外すと、音楽が一時停止するようになっています。これ、最初は超便利!と思っていたんですが、1ヶ月使っているうちに不便な点が見えてきてしまいました。
まずコンビニで会計する時、片耳を外すと外したイヤホンが邪魔!
さらに持ち方によっては音楽が再生してしまう!
以前使っていたBluetoothイヤホンだと両耳外してもそのまま首に引っ掛けられたんですが…完全ワイヤレスだと「手に持っていないといけない」という当たり前のことを忘れていました。
とは言え、この点に関しては手の大きい方ならあまり不便には感じないかもしれません。
4. 専用ケースがあるので失くしにくいけど…
イヤホンはケースに入れて保管できるので、イヤホン自体を失くす可能性は低いと思います。
が、そのケースが小さすぎてケースごと失くす可能性がまじで高い。鞄の中でさえ行方不明になる。
あと特に男性はズボンの後ろポケット(尻ポケット)に入れる方も多いと思いますが、ケースが小さい+ツルツルした素材なので、座った瞬間にスポーンとポケットから出てしまうこともあります(実際に自分で経験済み)。
以前使っていたBluetoothイヤホンだと首に引っ掛けていr(ry
iOS 10.3では「AirPodsを探す機能」が搭載されるらしいので、そこに期待したいと思います。
5. 付け心地や音質はEarPodsより良いけど…
EarPodsは付けた瞬間に「あ、これは無理だ」と思ってまったく使わなかった(自分の耳の形に合わなかった?)んですが、AirPodsはそれを全然感じさせませんでした。
こんなに形はそっくりなのに不思議ですが、ほんとAirPodsの付け心地は文句なし。音質もかなり良い方だと思います(※音質に関しては超素人ですのであしからず)。
ただやはりオープンエア型なので、カナル型と比べると周囲の人の声や雑音がかなり聞こえます。地下鉄に乗ると、音量を3つぐらい上げないと音楽が聞こえないレベルで…。
地下鉄を降りると音量を上げた分、今度は下げないとうるさいので、いちいちiPhoneを取り出して音量を下げる手間が意外とうっとうしい。
AirPodsを2回タップするとSiriが起動するので「音量下げて」と言えばiPhoneを使う必要ないですが、周りに人が大勢いる中でそれをする勇気があるかというと…(ない)。
音量だけでなく曲のスキップなんかもiPhone必須(もしくはSiri)なので、物理ボタンはやっぱり恋しくなりますね…。
まとめ
ということでAirPodsを1ヶ月使ってみてのレビューをご紹介しました。
ちょっと辛口になってしまいましたが、連携面だけで考えてもiPhoneユーザーには使う価値がある製品だと思います。
AirPodsの購入を考えている方の参考になれば幸いです(`・ω・´)ゞ