こんにちは、yumiです。
ネット上での出来事が原因で、滋賀県に住む高校生が自殺するという痛ましい事件がありました。
滋賀県警は「自殺した原因はネット上の誹謗中傷やなりすまし行為にある」として東京都文京区に住む少年を逮捕したそうです。
誹謗中傷で高校生が自殺
昨年9月、「ごめん俺もう無理や」と書かれた遺書のようなものを残し、自殺した滋賀県の男子高校生(当時18歳)。
自殺に至った原因は、ネット上での誹謗中傷やなりすまし行為だったとのこと。
そして本日、東京都文京区に住む少年A(19歳)が名誉毀損の疑いで逮捕されました。
少年Aは2015年7月から2016年9月までの間、SNSで「(高校生が)さまざまな女ユーザーに迷惑行為を行い、最終的には『そんなことやっていない』と逃げ回っている」など中傷する書き込みをしていたとのこと。
また、遺族によると高校生は「SNS上で自分に装った誰かが書き込んでいる」となりすまし行為に悩んでいたそう。自殺する前に保護者と甲賀署を訪れ相談していましたが、その後自殺しているのが見つかったとのことです。
逮捕された少年Aは容疑を認めているそうで、県警は今後2人の関係や中傷した動機などを捜査していくと発表しました。
先日、SNSでメッセージを何通も送信したり、ブログに執拗な書き込みをしたりする行為を取り締まる「改正ストーカー規制法」は施行されましたが、今回のような「誹謗中傷」や「なりすまし行為」についてはまだまだ法整備が進んでいないように思えます。
「顔が見えないから」と安易に人を中傷したり、「どうせバレないし」と他人になりすましたり、そういった行為は本人を死に追いやる可能性がある…ということを肝に銘じて、ネットやSNSは楽しく利用したいですね…。