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【伝説】初代iPhoneの開発メンバー6人が集合!この人たちがいなかったら今のiPhoneはないかも…

小技
Instagram

2007年に誕生した初代iPhone、発表イベントの際は不具合が多く、まともに使うことができない製品だった…と先日ご紹介しました。

発表イベントは2007年1月9日、発売は同年6月29日と半年ほど時間があったので、おそらく開発チームは血の滲むような努力をしたのでしょうね…。

そんな初代iPhoneの開発チームメンバーが、iPhone誕生10周年を記念して集合したようですよ!豪華だなぁ…。

初代iPhoneのチームメンバーが一堂に会する

現在iPhoneに搭載されているソフトウェアは「iOS」と呼ばれていますが、初代iPhoneの頃は「OS X iPhone」と呼ばれていました。

Photo credit: splorp via Visualhunt.com / CC BY-NC-ND

その「OS X iPhone」を開発したメンバーが、このたび一堂に会したようですよ。今では当たり前となった、タッチパネルを搭載するすべてのスマホの原点を作ったといっても過言ではない伝説の人たち。

そんなメンバーの集合写真を撮影したのはImran Chaudhri氏で、集合写真を自身のInstagramに投稿しています。

写真に映るのは初代iPhoneと6人の男性。この方達が「OS X iPhone」の開発メンバーのようです。

まず一番左にいるFreddy Anzures氏は「スライドでロック解除」のサウンドを担当。この音は、とある高校のロッカーの開閉音を録音したものが元となっているそうですよ。

iOS 10では「スライドでロック解除」は廃止となってしましましたが、そんな秘話があったんですね〜。

ちなみにもう音を忘れちゃった!という方もいるかもしれないので、こちらに音を置いておきますw

続いて左から2番目にいるのが、集合写真をInstagramに投稿したImran Chaudhri氏。

もしかしたら見たことある!という方もいるかも…?彼は今もAppleで働いており、WWDC2016で登壇しiOS 10の新しいメッセージについて紹介していました。

そして左から3番目にいるのはBas Ording氏。

2015年までAppleに勤め、歴代のiPhone開発に関わっていたそう。「コピー&ペースト」のUIをデザインしたのも彼なんだとか。ちなみに現在はテスラのデザイナーとして働いているそうですよ。

そして右から3番目のMarcel Van Os氏は、Chaudhri氏と同じく今もAppleにいます。

ブルーライトを軽減してくれるNight Shiftやマップの乗換案内、モバイル決済やビジュアルボイスメールなど、Appleが取得した多くの特許に彼の名前が。新技術の影にはOs氏がいるんですね〜。

続いて右から2番目にいるSteve Lemay氏も現役Apple社員。

テキスト選択を開発した技術者なのですが、彼にはある有名な逸話が。

初代iPhoneの開発の際、何度も行われる会議にてスティーブ・ジョブズ氏から「君は今日からマーガレットだ」と言われ、その後みんなから「マーガレット」と呼ばれるようになったんだそう。

Photo by trendistic

ジョブズと同名ゆえ、会議が混乱する場面が多々あったため…ということですが、スティーブがマーガレットって…なぜ…。

最後に、一番右にいるMike Matas氏。

彼は2005年〜2009年の間、iOSとOS Xのヒューマンインタフェースを設計していたそうです。Appleを退社後はPush Pop PressやNestに転職、現在はFacebookで働いているんだとか。

以上6名が今回集合した開発メンバーとなっていますが、Cult of Macによれば「1人大事な人がいない」とのこと。

それはNeXTでジョブズと一緒に仕事をし、iOSのシニアバイスプレジデントとなったScott Forstall氏。

Photo credit: paz.ca via Visual Hunt / CC BY

OS X iPhone、そしてiOS開発チームのリーダーでしたが、iOS 6で登場した『マップ』アプリの不備について謝罪するのを断り、2012年にAppleを去ったそう。

現在ブロードウェイのショーを制作する仕事をしておりIT業界からは離れているとのことですよ。

ということで「OS X iPhone」の開発メンバーについてご紹介しました。この人たちがいなかったら、今のiPhoneは存在しない…かもしれませんね!

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