こんにちは、yumiです。
先日、SNSで暴言を吐いたら旅行できない!?中国が国民に「ポイント制度」を導入かとご紹介しましたが、この制度について続報が入ってきました。
「社会信用システム」と呼ばれるこの制度、もはや「監視システム」と言ってもおかしくないもののようです…。
中国の「社会信用システム」が怖すぎる
そもそもこの「社会信用システム」とは、国民の行動や言動などあらゆるものをオンライン上に収集・格付けし、そのポイントによって出世できるか、海外旅行できるか、ローンが組めるかなど生活のあらゆることが決定される制度…と言われています。
第一報が入ってきた時にはこの程度しか情報が出ていなかったのですが、この度もう少し詳しい情報が入ってきました。
The WallStreet Journalによると、格付けは3カテゴリから決定されるそう。
- 金融機関:クレジットカード、ローン、税金などの支払いを怠っていないか等
- 社会的行動:交通ルールを守っているか、ボランティアは行っているか、犯罪歴等
- オンラインでの行動:他ネットユーザーを不快にしていないか、嘘を言っていないか、買い物の趣向等
これらによってその人の「点数」を算出。
その点数によって
- 保険に入れるか
- 高級ホテルに宿泊できるか
- 海外旅行できるか
- 進学できるか
- インターネットサービスを使えるか
- ローンが組めるか
が決定されるとのこと…。
「電車の運賃をごまかす」「横断歩道のない道を渡る」というのも減点対象となるそうですよ。
ここまで来ると「社会信用システム」というより「監視システム」の方がしっくり来る気がしますね(;´Д`)
ちなみに中国は2020年までにこのシステムを全国民に向け導入予定。果たして上手く機能するのでしょうか…。