ども!ともぞうです。
各種競技の開催場所などを巡ってニュースになっている東京五輪ですが、その一方で使用するメダルを携帯電話のリサイクル金属から作るという動きが出てきています。
今年8月に話の上がっていた携帯電話からのメダル作成ですが、それにあたりNTTドコモが全面的に協力する提案をする予定だとITmedia ニュースが伝えています。
もしかしたらあなたが回収に出した携帯電話が、メダルの一部になるなんてこともあるかもしれませんね。
NTTドコモが携帯電話の回収から金属精錬までを請け負う提案
携帯電話や家電製品などは1台あたりの量は微量ですが、金などを始めとしたレアメタルを回収できるのは皆さんもご存知ですよね。
以前かみあぷでもAppleが回収した端末から昨年1年間で約2.7トンの金属を回収しており、そのうち金が1トンも含まれていたとご紹介しました。
もちろん回収する為の費用も発生しますが、ちりも積もれば山となるで廃棄される電子機器から回収できる「リサイクル金属」はバカにできません。
そこに目を付けたのが東京五輪の組織委員会。今年の8月に天然資源に恵まれない日本であるが環境先進性を世界にアピールすることもできると考え、このリサイクル金属を活用したメダル作成を検討していました。
そんな中、携帯電話キャリア大手のNTTドコモは顧客から回収した携帯電話から、金銀銅を取り出し精錬をした上で収める提案を組織委員会にする予定だとITmedia ニュースが伝えています。
メダルを作るために必要な携帯電話は800万台で、ドコモは年間300万台回収している実績があり必要分は充分確保できるとのこと。
東京五輪に使われるメダルの原料を供給したとなれば、企業としてはPRする良いチャンスとも言える今回の話。
組織委員会は企業からの企画提案を受け付けているとのことで、同じキャリアのauやソフトバンクも今までのように仲良く横並びの提案をしてきたりするのでしょうか?今後の動向が気になりますね。