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エロには勝てない?消費生活センターの相談件数トップはアダルトサイト

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

やはり人類はエロには勝てないようです。この度国民生活センターが2011〜2015年度の相談件数に関する資料を公開しました。

イメージ的には「オレオレ詐欺」みたいな詐欺の問い合わせが多そうだったのですが、実はアダルトサイトの相談が圧倒的な数字を誇っているんですよ。

アダルトサイトが5年連続1位

国民生活センターが公開した資料によりますと、アダルトサイトに関する相談件数は5年連続1位、調査中の2016年も首位を獲得する見込みです。

他の相談は比較的上下しているのに対しアダルトサイトは不動の1位、しかも下位の2倍近い相談件数となっています。

女性陣からは「どうせエロ親父が…」との声が聞こえてきそうですが安心してください、老若男女問わずアダルトサイトが1位ですし、女性もなんだかんだ男性の半分近いの件数を誇っています

性別と年代の分布図を見てみると、男性は加齢に伴って件数がメキメキ増え、女性は40代をピークに下がっていくようで、人間の性を感じさせるなかなか面白い結果に。

相談件数が多いのですから当然被害総額も相当なもので、2011年以降の相談に寄せられた分かっている分だけでもなんと約39億7千万円。

1件あたりの平均金額は2011年が約15万円、2015年が約29万円と上昇傾向にあり、2016年現在は約33万円を記録しているそうです。

相談事例はかなりの種類がありますが、2014年以降スマホによる被害がどんどん多くなってきているのがわかります。

事例では

  • 広告からアダルトサイトに繋がりシャッター音、突然登録と請求画面
  • 広告からアダルトサイトに繋がり、いきなり請求画面
  • 無料と書いてあるのに有料登録され請求画面が表示された
  • アダルトサイトで年連認証をタップしたら突然登録と請求画面

といったものが多いそうで、総じて「加入の意思がないのに請求画面がすぐに表示される」傾向が見られますね。

法律で契約の成立案件には「契約は当事者双方の意思が合致しないと成立しない」とありますので、このように一方的なものは全て詐欺です。

突然請求画面が出て焦る気持ちはわかりますが、間違いなく詐欺なので指示に従って振り込んでしまわないように気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたか?

事例で多かった「広告からアダルトサイトに」というのが多く、こういった広告を許可・配信しているような業者も詐欺の片棒を担いでいるのと同じなので、取り締まりなり指導なりした方が良いと思いました

もし自分が被害にあった場合は焦らず、消費生活センター等に問い合わせましょう。

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