こんばんは、yumiです。
最近「スマホが発火」と聞くとどうしてもGalaxy Note7が思い浮かびますが、この度iPhone 7も発火する事故が発生してしまったようです。
事故が起きたのはオーストラリア。なんとiPhone 7の発火により、車も大破するという事態にΣ(゚Д゚)
しかしiPhoneユーザーの贔屓目かもしれませんが、発火の原因は「自業自得」と言われてもおかしくないかも…?
オーストラリアでiPhone 7が発火
豪シドニーでサーフィンのコーチをしているマット・ジョーンズさんは、1週間前にiPhone 7を購入。
サーフィンのレッスンをしている間、車にある衣服の下にiPhone 7を置いておいたそうです。
そしてレッスンが終わり、車へ戻ると…なんと車内で煙が充満しており、置いてあったズボンが燃え上がっていたそう。
ジョーンズさんはズボンを掴んで地面へ放り投げると、中からは溶けたiPhone 7が…。
そして車内はめちゃくちゃに…。
ジョーンズさんはiPhone 7にダメージを与えたこともなく、非純正品の怪しい充電器なども使っていなかったそうです。
こうなると考えられる原因は「車内に放置したこと」。調べてみるとシドニーの20日の気温は最高で21℃でした(参考:tenki.jp)。
そして同じような気温(最高23℃)で、車内の温度変化を観察したJAFの検証結果を見てみると…
なんとダッシュボード付近の温度は最高で70.8℃、車内温度も最高で48.7℃を記録したそうですΣ(゚Д゚)
ちなみに車内に置いてあった炭酸飲料の缶は変形し、破裂したものもあったとのこと。
真夏ではなく23℃という過ごしやすい気温の時でも車内はこれほどまでに温度が上がるものなんですね…。
映像を見る限りマット・ジョーンズさんの車も直射日光が当たっているように見え、JAFの検証実験のような温度だったと考えられますね…。
iPhone 7を始めとしたスマートフォンに使われているリチウムイオンバッテリーは、高温状態に置かれると不安定になりやすい電極材料や電解液に可燃性の有機溶媒を使用しているため、高温状態になると発火や発煙事故に繋がりやすいと言われています(参考:経済産業省)。
こういったことから察するに、おそらくGalaxy Note7のように原因不明な発火事故ではないように思えますが、Appleはすでにマット・ジョーンズさんとコンタクトを取り、原因を調査しているとのこと。
10月下旬になったとは言え、日本も地域によっては20℃を超える日があります。もう10月だし大丈夫でしょ、と車内にiPhoneを放置しないようにしてくださいね!