ども!ともぞうです。
昨日も昨日も米国・日本で航空機内への持込が全面禁止とお伝えした「Galaxy note7」ですが、こうなるともうサムスンの端末は持ちたくないという方もきっと出てきますよね。
そんな交換で同社の端末に交換しないであろうユーザーが、何に交換するのか海外アナリストが予想しています。
一体どのくらいのユーザーが何に移ろうとしているのかご紹介します!
約半数がiPhoneに乗り換えると予想
サムスンは交換機でも発煙・爆発が続出したことを受け、10月13日に2度目のリコールを発表。
このリコールにより、すでに「Galaxy Note7」を所有しているユーザーは、「同社の別端末とその差額の返金」「購入時の代金の返金」を選べるようになっていました。
さらに同社の端末に交換した場合は100ドル分のクレジットを追加で貰えるなど、つなぎとめ作戦も実施していましたが、ユーザーの心情としてはここまで問題が大きくなると別の会社の端末にしたくなりますよね。
KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏によると発注済みの「Galaxy Note7」は1,200万台にのぼり、所有ユーザーはiPhoneや他社のAndroidに乗り換えると予測。
同氏によればそのうちの半数に及ぶ500〜700万人が、iPhone 7/ 7 Plusを購入するだろうとのこと。
特にiPhone 7 Plusはデュアルカメラを備えており、iOSのカメラ機能に惹かれるだろうと語っています。
そういえば、交換後に機内で発煙騒動にあった海外の方は、この事件の直後iPhone 7を購入したとの話もあったので、あながち間違った予想ではないかもしれません。
Androidのメーカーとしてはトップを走っていたサムスンは、今回の問題でブランドとしての信頼を失うだけでなく、ライバルである他AndroidメーカーやAppleにユーザーまで取られてしまう結果に。
さんざん特許などで争ってきた両社ですが、ブランドの信頼性という点で大きな差が開く形となってしまいました。Appleとしては棚ぼた的にiPhoneも売れて嬉しいところですが、なんとも複雑な気分ですね。