ども!ともぞうです。
かみあぷでも再三ご紹介している爆発問題の「Galasy Note 7」ですが、2度目のリコールで生産停止となりこれでひとまず鎮静化すると思いきや、関係各所は徹底的な対応を取るようです。
米国では昨日航空機内への持込全面禁止が発表されたのですが、それを受け国土交通省は本日、「Galaxy Note 7」の航空機内への全持込みの禁止を発表しました。
サムスンによれば今だに爆発の原因は不明ということで、一体いつになったらこの問題は解決するのか気になりますね。
アメリカでは違反すると最大10年の懲役刑
サムスンの「Galaxy Note 7」の爆発問題についてはかみあぷでも何度かご紹介してきましたが、リコールにもかかわらず爆発問題が続出し、2度目のリコールとなったのは記憶にあたらしいところ。
そんなこともあり爆発問題が発生したあと、アメリカ・オーストラリア・日本では飛行機内への持込みは「預け荷物としないこと、機内で電源を入れない・充電しない」という勧告が出ていました。
それが2度のリコールで製品全面回収という事態になったことあってか、ついにアメリカの航空規制当局FAAは「交換品を問わず、航空機内への全面持込み禁止」と発表。
これを受けて国土交通省もならう形で、本日10月17日「電源を切った状態でも機内への持ち込みを全面的に禁止する」と発表しました。
しかもEngadget Japaneseによれば、アメリカではもし違反した場合には「最大10年の懲役刑もしくは最大約1900万円の罰金」が課せられるとのこと。ここまで来るともはや危険物扱いといった様相ですよね。
またリコールで返送する場合にそのまま送ろうとすると、アメリカのFedExやUPSは爆発を懸念して受け付けくれないようで、サムスンは4重構造の耐熱ボックスを用意する始末。
ただのスマホのハズが完全に危険物扱いで気になるのはその原因なのですが、Technobahnによると、サムスンは数百名規模の調査チームを編成しているにもかかわらず今だ不明のようです。
アメリカではユーザー離れを懸念してか、同社の別端末に交換した場合には+100ドルを払うなどしているようですが、もはや焼け石に水。
ここまでiPhoneと競ってきたサムスンですが、今回の事態を受けてどのように信頼回復を図っていくのか今後の動きにも注目です。