こんにちわ、Hikaru Sanoです。
ソフトバンクはこの度、新しいデータ定額サービスとして「データ定額20GB」「データ定額30GB」という2つの料金プラン、通称「ギガモンスター」を発表しました。
「5GBに1,000円追加するだけで4倍に!」という訴求を行っていてお得感がヒシヒシ伝わってくるのですが、どうやら手放しでは喜べないようですよ。
今までの料金プランと一部異なる部分が
「ギガモンスター」はそれぞれ20GBと30GBのプランがあり、20GBで月額6,000円、30GBで月額8,000円と今までのデータ定額パック大容量(20GB)よりも1万円以上お得なプランになっています。
また今までパケットサービスにつきものだった「直近3日間で1GB以上の通信で速度制限」が廃止され、月内に規定の容量を超えなければ速度制限などされない、かなり嬉しいサービスの模様。
ただ、このプランには従来のサービスにはない制約が一部追加されているので注意が必要そうです。
まず第一に、データ定額パックにて無料で利用することができた「テザリングオプション」が来年の4月以降は月額1,000円かかるようになってしまい、テザリングをする為には途中から+1,000円かかる事になります。
第二に、家族間で残りの通信量を最大9台と共有出来る「家族データシェア」の親回線として登録することができなくなり、家族間で通信量をやりくりしているなら実質全体で料金が上がってしまう可能性があります。
一応「データシェアプラス」という通信量のシェアオプションがあるのですが、コチラは基本的にタブレットなどしか加入できず、家族間で通信量を分け合うことは実質不可能。
しかしながら家族間で通信量を共有していない人、または今まで残り通信量を気にしながら使っていた人には朗報に間違いありません。
もっともシンプルなプランで組むなら基本料は、
- スマ放題ライト…1,700円
- ウェブ使用料…300円
- データ定額20GB…6,000円
=合計8,000円
- スマ放題ライト…1,700円
- ウェブ使用料…300円
- データ定額30GB…8,000円
=合計10,000円
となり、通信が「直近3日間で1GB以上の通信で速度制限」もなく利用できるわけですから。
まとめ
いかがでしたか?
今回の「ギガモンスター」は独身でしかも大容量通信を行う人に向けてのプランに思え、家族でソフトバンクを利用しているひとにはちょっと加入しにくいプランかと思います。
ただiPhoneやスマホ1機で毎月20〜30GBも使う人、なかなかいないと思うんですよね。