こんにちは、ryoです。
皆さんは一日にどのくらいスマホを使っていますか?ずっとスマホを触りっぱなしの人には気になる研究結果が出ましたよ。
なんと近年若者の握力が低下してきているというのですが、その理由としてスマホの操作をしすぎという事が挙げられているんです。
どういう事か詳しく見ていきましょう!
握力低下とその原因
学術誌「手部治療法」で発表された研究によると、特に若い男性で握力の低下が顕著になっているそう。
20歳から34歳の健康な人の握力を調査したところ、若い男性にその変化が良く見られ、1985年時点での握力の平均が53.1kgだったのに対し、今回の調査では44.5kgと16%も低下しているのが分かったらしいんです。
では、なぜ握力が低下してしまったのでしょうか?
研究を発表したエリザベス・ファイン准教授は、頻繁にショートメッセージなどを送り続ける事によって指で炎症が起きてしまう可能性を指摘し、手根管症候群と同じような症状が現れてしまうとしています。
この状況が続くことで握力が落ちていくらしいのですが、そもそも「手根管症候群」とは一体どんな病気なのでしょうか?
次の画像で手根管症候群の症状が現れる箇所を見ていきましょう。
この斜線が入った部分に主に症状が現れるのですが、物を掴む動作をする際に重要になってくる部分ばかりですよね。
それではこの病気の原因は何なのでしょうか。次の画像で確認しましょう。
このように手根管症候群は手の神経が何らかの原因によって圧迫されて起こり、指先が痺れる病気なのですが、その根本的な原因は不明とされています。
このような状態が続く事によって、握力の低下が進んでいくとエリザベス・ファイン准教授は考えているようです。
対処法
さてここまで握力低下のメカニズムについて紹介してきましたが、もちろん対処法も存在します。
対処法は単純、スマホを使い続けないようにすればOK!スマホを使う場合は、1回あたり5分程度の休憩を1時間に2、3回挟むと良いらしいですよ。
ゲーマー親指の対処法としても「休憩」が挙げられていたように、とにかくスマホの使い過ぎは良くないという事ですね。
たまにはスマホを置いて本を読む、といった事もいいのかもしれません!