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圏外でも!SoftBankが通信障害時でも通信を行える気球を開発

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

災害などで通信障害が発生している場所での救助活動が、より救命率の高いものになるかも知れません。

現在ソフトバンクが災害対策として開発している臨時無線中継システム、「気球無線中継システム」が2013年より全国の主要拠点に配備を進められているとの事ですが、一体どういったシステムなのでしょうか?

係留気球を利用した臨時無線中継システム

この「気球無線中継システム」とはざっくり言うと「気球の電波基地」で、災害時に通信障害が発生した時を想定して構想されている設備です。

もちろん停電なども考慮されており、この装置の電源は気球の下にあるソーラーパネルが担うことで近くの発電所が停電していても利用する事が可能

気球は地上から最大100mほどまで上昇可能で、基本的に気球を目視できる地点からなら携帯電話と地上の基地局を中継し通信・通話を可能にします。

また地上での広範囲通信障害の場合は通信衛星を利用した回線が確保可能で、大きな地震などがあって街全体が停電し近隣の基地局が使えなくても通信を可能に。

「気球無線中継システム」は地上設備に限らず船上からの気球係留、気球を格納した車輛からの気球係留でも利用可能なので、幅広い分野の災害に対応が期待されています。

災害は起こらないのが一番ですが、もし起きた時は以前よりもグッと救命活動がしやすくなりそうですね。

まとめ

いかがでしたか?

筆者は東日本大震災の際に秋田市のSoftbankショップに勤めていたのですが、地震発生とほぼ同時に周囲一体が停電、携帯もすべて圏外になってしまい、状況もわからず大変な目に遭いました。

この「気球無線中継システム」が全国に配備・採用されれば以前のような混乱を少しでも軽減できるのでは?と期待しております。

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