こんにちは、yumiです。
以前、スマホの使いすぎで脳梗塞やうつ症状を引き起こす「ストレートネック」の診断方法と改善方法をご紹介しましたが、実はこのストレートネック以外にも現在急増している症状があるそうなんです。
それは通称「ゲーマー親指」と呼ばれるもので、ひどい場合は手術が必要になるんだとか…(((;゚Д゚)))
そこで今回は「ゲーマー親指」の症状と予防法をご紹介します!
ゲーマー親指とは
「ゲーマー親指」とは親指を動かすと激痛が走ったり、手首に麻痺があったりする症状。正式には「ドケルバン病」と呼ばれています。
手首には親指を動かす際に働く「①短母指伸筋腱」と「②長母指外転筋腱」という2本の腱が通っており、その2本が通るトンネルが「③腱鞘」で、この腱鞘が炎症を起こす病気が「ゲーマー親指=ドケルバン病」。
スポーツをする人や指を使う仕事の人に多く見られる病気なのですが、最近はスマホやゲームのやり過ぎで発症する方が急増しているんだとか…。
治療にはステロイド薬を注射するのが一般的ですが、酷い場合は腱鞘を切除する手術が必要になることもあるそうですよ(((;゚Д゚)))
そして現在、このゲーマー親指になってしまう子どもが急増中ということで、アメリカの整形外科学会が発症を防ぐ対策方法を発表しました。
ゲーマー親指にならないための予防法
米国整形外科学会によれば、ゲーマー親指の予防法は5つ。夏休みで時間を持て余しているお子さんがいる方はもちろんのこと、自分自身も要チェックですよ!
1. こまめな休憩をとる
スマホやゲームをやる際は、アラームなどを使ってこまめな休憩をとるようにする。また、スマホやゲーム以外に熱中できることを見つけるのも◎
2. 姿勢を正しく
長時間同じ姿勢にならないように注意。またストレートネックを引き起こす可能性もあるので、正しい姿勢を保とう。
3. 体を動かそう
1日35分〜60分の運動(ランニングやサイクリング、水泳)を心がけよう。上体や体幹のストレッチも◎
4. 痛みを感じたらそれ以上続けない
スマホやゲームをしている時に痛みを感じたら、それ以上は続けないこと。
5. 親指のストレッチをする
手のひらを自分に向けて広げ、親指を人差し指側にゆっくり折り曲げ、30〜60秒キープ。10回ほど繰り返しましょう。
もしかしたらすでにゲーマー親指になっているかも…?
もしかしたらすでにゲーマー親指になっているかも…という方は以下ように親指を握ってから手首を曲げてみてください⇓
この時に痛みを感じるようであれば、ゲーマ親指の可能性大!悪化しないようすぐに病院へ行きましょう。
まとめ
ということで、現在子どもに急増しているという「ゲーマー親指」の症状や対策をご紹介しました。
ここ最近、毎日暑くて外で遊べない=スマホやゲームをする時間が増えてしまう…というお子さんも多いでしょうし、大人ですらついついスマホを触りすぎてしまうもの。
手術なんてことにならないよう気をつけたいですね…!