こんにちはkimiです。
昨年末に起きた銃乱射事件がきっかけで、iPhoneのロックを解除するというFBIの要請をAppleが断ったということが大きな話題となりました。
今回は別の事件ですが、またも警察がiPhoneのロックを解除すべく奮闘しているようです。
どうやら警察はいま流行りの”あの機械”でTouch IDのロックを解除しようとしているそうですよ…!
3Dプリンターで指紋を再生しようと試みる
昨年末に発生した銃乱射事件の捜査のために犯人のiPhoneのロック解除をAppleに依頼したところ、それを断られたFBI。最終的に、第三者の協力によってiPhoneのロックを解除したと言われています。
そして今度は別の殺人事件の捜査の過程で、被害者のiPhoneのロックを解除する必要が出てきました。今回はなんと3Dプリンターを使って被害者の指紋を複製し、iPhoneのロックを解除するそうです。
しかしただ単に3Dプリンターで指紋を複製しただけではロックは解除できないそう。
Touch IDのようなセンサーに反応させるためには電気伝導性が必要だからで、警察に依頼されたミシガン大学の教授はセンサーに反応できる程度の電導性を持たせるべく、様々な金属粒子を混ぜ込んでテストしているとのこと。
とはいえTouch IDは5回指紋認証に失敗するとパスコードを入力するよう求められます。つまりこの3Dプリンターによる指紋認証が試せる回数も限られてくるというわけ。
失敗できない挑戦となるため、依頼された大学教授はなかなか大変なプレッシャーを感じているはずですね。
殺人事件で亡くなった被害者のためにも成功して欲しい気もしますが、成功してしまうとセキュリティ上の新たな懸念にる可能性も…なかなか複雑な問題であることには変わりないですが、みなさんはどう思いますか?