こんばんは、yumiです。
かみあぷでも何度かお伝えした通り、iOS 10では『株価』や『コンパス』など、使わない標準アプリを非表示にすることができるようになります。
ユーザーにとってはホーム画面をスッキリさせることができるので嬉しい仕様変更となりそうですが…どうやらアプリを非表示にすると悪影響もあるようですよ(;´Д`)
標準アプリを非表示にしたときの影響とは
iOS 10で非表示にできる標準アプリは、
- 計算機
- カレンダー
- コンパス
- 連絡先
- FaceTime
- 友達を探す
- Home
- iBooks
- iCloud Drive
- iTunes Store
- メール
- マップ
- ミュージック
- News
- メモ
- Podcasts
- リマインダー
- 株価
- ヒント
- ビデオ
- ボイスメモ
- Watch
- 天気
の計23個。
以前よりApple CEOのティム・クック氏は「なぜ標準アプリを削除できないのか」という指摘に対し「iOSのシステムと複雑に連携しており、標準アプリを削除すると悪影響が出る」と説明していました。
そのためiOS 10ではアプリを完全に削除するわけではなく、データは残しておき、ホーム画面からアプリを「非表示にするだけ」となっています。
しかしこの非表示だけでも悪影響があるようで…Appleが公式サイト上で、「標準アプリを非表示にすることによる影響」を発表しました。それによると、
- 『連絡先』はiPhoneからのみ非表示が可能。もし『連絡先』を非表示にしても、連絡先情報を失うことはありません。これまで通り『電話』からすべての情報を見ることが可能です。
- 『ミュージック』を非表示にした場合、「CarPlay」での使用ができなくなります。
- 『Podcast』を非表示にした場合も、「CarPlay」での使用ができなくなります。
- Apple Watchとペアリング済みのiPhoneを所有していて、iPhoneのホーム画面からアプリを削除した場合、Apple Watchのホーム画面からも削除されます。
- 『株価』や『天気』を非表示にした場合、ホーム画面を含むすべての場面で使用できなくなります(例:通知センターやApple Watchの「グランス」でも使用不可に)。
- 『計算機』を非表示にした場合、コントロールセンターに計算機アイコンが表示されなくなります。
以上の影響があるとのこと。
これだけを見るとそこまで困るような影響ではないと思えますが、例えばサードパーティ製ナビアプリがAppleの『マップ』を使う仕様の場合、アプリ自体が使えなくなる可能も考えられます。
iOS 10の一般リリース後すぐに非表示にするのではなく、自分の使っているアプリに影響がないか確かめてから非表示にするよう注意しましょう!