こんにちは、yumiです。
先月末、auが発表した長期利用者向けのサービス「au STAR」。
期待されていただけになんとも残念なサービスになってしまったな…という印象でしたが、一体なぜユーザーが求めているものと異なる特典ばかりとなってしまったのでしょうか?
どうやらauとしては「ユーザーは値引きよりもポイントを求めている」という見解のようですよ(;´Д`)
au STARの残念な3つの点
先月末、auから発表された「au STAR」。これは、
- au STARパスポート:ショップでの待ち時間を減らす、オンライン予約システム
- au STARギフト:3ヶ月毎に映画1本や2年契約継続時にギフト券などを貰える
- au STARロイヤル:利用年数やデータ定額料に応じてポイントが貰える
といった3つの特典が付いている、長期利用者向けのサービス。
元々多くのユーザーが求めていた「長期利用者への優遇施策」は毎月の利用料からの割引等、料金が安くなることでしたが…auは直接の値引きをせず「ポイントの配布」という形に。
それだけでも残念なのですが、先日こちらの記事でも解説した通り貰えるポイントを利用年数とデータ定額料で見てみると、パっと見で分かるほど少ないですよね。
「まぁでも貰えないよりマシかな。このポイントを来月の料金に充当できるんだろうし…」と思いきや、このポイントは最低3,000ポイント貯めないと使えません\(^o^)/オワタ
例えば多くの人が契約していると思われる「データ定額5(5GB)」で利用年数が4年以上の場合、毎月貰えるのは100ポイント。なので3,000ポイント貯めるには30ヶ月=2年半かかるということに。
貰えるポイントも少ない、直接値引きではなくポイント制、しかも3,000ポイント貯めないと使うことすらできない…となんとも残念なauの長期利用者向けサービスですが、一体なぜユーザーの求めているサービスと異なったものとなってしまったのでしょうか…?
値引きよりもポイントが嬉しい?
au STAR発表時、集まった報道陣から「なぜ直接料金から値引きをしないのか?長期ユーザーほど(ポイントを利用するための)カードを発行しないのでは?」と質問されたauの田中社長は、「(質問をした記者が)そういう気がするだけ」とバッサリ(;´Д`)
さらに田中社長は「多数の調査の上で、『やはりポイントの方がいい』という結果だった」「料金を支払うユーザーと使うユーザーが異なる場合が結構あり、ポイントはそれに対応できる」ともコメントしています。
なるほど、ポイントの方が嬉しいユーザーが多かったということなんですね。
確かに「子どものスマホ料金を支払ってる親」というケースは多いですし、その場合貯まった特典をどうするかは親が決定する=直接の値引きよりもポイントの方が柔軟な対応ができる…ということなのかもしれません。
とは言え上述した「ポイントの少なさ」や「最低3,000ポイントないと使えない」といった条件を見ると値引きの方が良い気も…。みなさんは直接値引きとポイント、どちらの方が嬉しいですか?