クラウドストレージ大手「Dropbox」が新たなサービス「Infinite Drive」を発表しました。
これはクラウド上にあるファイルを”クラウド上にあるまま”、ローカルファイルと同じように扱えるというもの。
…なんですが、ちょっとよく分かんない(;´Д`)という方も多いはず。ということで今回は、今までのDropboxと新サービスの「Infinite Drive」がどう違うのかご紹介します!
Dropboxの新サービス「Infinite Drive」とは
米国時間の4月26日、ロンドンで開催されたカンファレンスにてDropboxは、ファイルがクラウドやネットワークドライブなどどこにあってもローカルアクセスできる「Project Infinite」というシステムを発表。
くらうど?ねっとわーくどらいぶ?ろーかるあくせす…?とちょっと訳がわからないですが、簡単に言うと「PCに保存してあるファイルと同じように、Infinite Drive(クラウドストレージ)に保存してあるファイルにアクセスできる」というもの。
もっと噛み砕いて言うと、「このファイル、PCに保存してあると思うじゃん?普通に見られるし、編集もできるし。でも実はこのPCには保存されていないんだよねー。保存されてるのはクラウド上なんだよねースゴいっしょ?」といったところ。
中には「え?それって普通のDropboxもそうじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はDropboxや他のクラウドストレージサービスの多くは、PCのファイル管理ツール(フォルダ/ファインダーなど)でクラウド上のファイルにアクセスしたい場合、そのファイルはPCに保存されていないといけない=PCのストレージが圧迫されるんです。
上の画像はWindowsですがこれはMacも同様。
私はDropboxに10GB弱のファイルを保存しているのですが、Macのファインダーからもアクセスできるようにしてあるため、Macのストレージも10GB弱使ってしまっています。
PCのストレージを圧迫せずにDropboxに保存してあるファイルにアクセスするには、ネットで「Dropbox.com」にアクセスすればいいのですが、これではいちいち手間がかかってしまいます。
そこでPCのストレージも圧迫せず、今までと同じように手軽にクラウド上のファイルにアクセスできるようにしたのが今回の「Infinite Drive」というわけなんですね!
ちなみにiPhoneの『Dropbox』アプリではクラウド上へ簡単にアクセスできますが、ダウンロードしない限りiPhoneの容量を使うことはありませんのでご安心を。
会社と自宅などの複数のPCとiPhoneやiPadなどでクラウドストレージを駆使している方も多いはず。「Infinite Drive」は今のところ企業向けとなっていますが、今後一般ユーザーへの提供も期待したいですね…!