ども!ともぞうです。
JR東日本は昨年、利用者が迷わず目的地に着ける経路案内サービスを『駅構内ナビ』というアプリで試験的に実施。
そしてその実験の2回目として2月初旬から新宿駅が追加されたということで、実際どんな感じで使えるのか試してみました。
果たして新宿駅ダンジョンをアプリで攻略できるのか、注目ですよ!
駅構内でアプリのナビだけを頼りに待ち合わせできるか実験
JR東日本が2月初旬より開始したのはビーコンとWi-Fiを組み合わせ、アプリを使って利用者を目的地に案内する…という実験。
この実験は昨年も行われており、前回は東京駅のみが対象でしたが今回は新宿駅が追加されました。ということで実際どのように利用できるのか試してみましたよ。
まずはサラッとアプリの説明から。『駅構内ナビ』は、起動して駅を選択すると現在の位置が地図内に表示されます。
行きたい目的地が決まっている場合には下のメニューから選ぶか、「・・・」マークから改札やホームなどを選択。
地図上に目的地が赤い丸で表示されるので、これを長押し。するとナビ設定メニューが出てくるのでここで目的地を設定します。
出発地は「未設定」をタップして、いま自分がいる位置を長押しすれば完了。あとは経路案内をしてくれるという訳です。
さらに便利な機能として、構内にあるコインロッカーの位置をナビしてくれるだけでなく、空き状況まで把握可能!いざ行ってみたら埋まっていて使えなかった…なんてこともありません。
さらに「場所をシェア」という待ち合わせにピッタリな機能も。
これを使って『メール』や『LINE』などで相手にいま自分がいる場所を伝えれば、この『駅構ナビ』で待ち合わせができるんです。今回はこの機能で無事落ち合えるかを試していきますよ。
まずは待ち合わせ相手に、場所を告げずに駅構内を移動してもらいます。この時点で私は、相手がどこに行ったのかまったくわからない状態。
この状態で相手から位置情報を受け取ります。
今回はLINEで送ってもらったのですが、リンクをタップすれば自動的にアプリが開き相手の位置が赤丸(G)で表示されるので、ここを目的地にしてナビスタート!
ナビが開始されるとアプリの画面には地図とともに経路が表示されるので、これを頼りに歩いていくだけ。
マップアプリだと現在位置が微妙にズレたりしますが、ビーコンのおかげなのか現在位置が正確!これは安心です。
あえて構内表示などを見ず、そのままアプリの経路に沿って歩いて行くと赤丸(G)が近づいてきて…
無事落ち合うことに成功!
あえて何も目印もない場所で柱の陰に隠れていたのですが、きっちりいた場所通りの位置に目的地が表示されていたので何も迷わず見付けることができました。いやーこれは便利!
ただ一点残念だったのが、ホームの位置情報に『駅構内ナビ』が対応していない点。駅によってはどの階段で降りるかで出られる改札や出口が決まってしまう場合もあるので、ホームからナビしてくれると助かります。
と言っても普段、新宿駅や東京駅などを利用していない人からすると、改札の名前や出口の名前で言われてもなかなか辿りつけない場合もあるので、構内だけでもナビしてくれるのはうれしいところ。
ぜひ実験で終わることなく、本サービスとして使えるようになってほしいものです。本実験は2016年3月18日まで実施とのことなので、もし両駅に降りることがあったらぜひこの便利さを体験してみてくださいね!