ども!ともぞうです。
先日災害や地震での停電時に使える手回し式充電器を試したのですが、「電源いらず」という点でもう1つ気になるのが太陽光で発電するソーラーチャージャー。
今回はそのソーラーチャージャーが本当に実用レベルで使えるのか、ANKERの製品でその実力をチェックしたいと思います。
前回は労力の割にあまり充電できませんでしたが、今回はどんな結果になるのか…お楽しみに!
バッチリ充電できるものの課題は天気
前回iPhoneを充電できるという「手回し式充電器」をご紹介したのですが、30分頑張って回しても充電できるのは4%と本当の緊急用レベルという結果に…。
これはさすがにつらい…と思っていたところ、そういえば太陽光で充電できる製品があるじゃないか!と思いつき今回はこちらのANKER製「Anker PowerPort Solar」を試してみることにしました。
「Anker PowerPort Solar」は折りたたみ式になっており、開くと3枚のソーラーパネルがお目見え。
充電する時は端のポケットの中にあるUSBポートを利用します。このポケット広めに作られているので、一緒にLightningケーブルをしまっておくことも出来ますよ。
このコネクタ部分にはランプが付いており、発電すると赤く点灯するので充電できているかどうかの一つの目安となっています。
※USBの定格(5V,500mA)に満たない場合でも点灯するので、iPhoneなどを繋いでみて充電が開始されるかどうか確認する必要があります。
さてどんな製品かざっと説明したところで、肝心な実力チェックと行きますよ。前回のように労力はかからないものの、充電が遅いようじゃ実用性はありませんからね。
ということでさっそく太陽光のよくあたる窓際に置いて、充電が完全に切れているiPhoneを30分充電してみたいと思います。
– 30分経過 –
はい、待っているだけなのでラクチンだったのですが、どのくらい充電されているかというと…残念ながら前回同様に起動すらできない状態。
そのままさらに30分置いておいたのですが、充電中のまま起動せず…。前回もそうでしたが、最初の起動までの充電は時間がかかるようですね。
ということで4%まで充電した状態から再チェレンジすると…30分で29%まで充電できました。これは思った以上に実用性がありますよ。
「天気さえ良ければ」という条件は付きますが、手回し充電のような労力もかかりませんしこの速度で充電できるなら非常用としてだけでなく日常での利用もいけるのではないでしょうか。
さてそうなると気になるのはお値段ですが、5,999円(記事執筆時点)となっております。多少値は貼りますが、災害の停電時だけでなく海やキャンプなどの野外で過ごす際にコンセントがなくても充電が出来るので、この値段を出す価値は十分あり。
今回はiPhoneを充電しましたが、モバイルバッテリーを充電したり前回紹介した手回しラジオを充電することもできるので、イザという時のためにぜひチェックしてみてくださいね!