ごきげんよう、菊太郎です。
Appleのティム・クックが、アイルランドで行われた講演でSurfaceについて語ったそうなんですが、その内容が話題となっています。
iPad Pro発売に向けて競合と言われているSurface Bookを批判したようなんですが、実は以前からお互いに批判合戦が続いていたようです。
そこで今回は、今まで繰り広げられているApple vs Microsoft批判合戦の歴史を調べてみました!
Apple VS Microsoft その批判の歴史
Appleのティム・クックCEOはアイルランドのダブリン大学で講演を行い、「Surface Bookはごちゃごちゃしている。タブレットにもノートパソコンにもなりきれない中途半端な端末だ」という発言しました。
iPad Pro登場以前のiPadはキーボードもスタイラスペンもなかったため、Surfaceとは棲み分けの違う別ジャンルの製品と目されていましたが、iPad Proが登場した今Surfaceは最大のライバル。
Appleも傍観出来ずついにMicrosoftに攻撃をはじめるに至った…のかと思いきや、実は以前から壮絶なディスり合いがあったようです!
さかのぼること2012年。Microsoftから初代Surfaceが登場しましたが、
クックは、「妥協を重ねた中途半端な製品だね。トースターと冷蔵庫を合体させても嬉しくないのと同じで、ノートパソコンとタブレットを合体させても誰も嬉しくないさ」
と痛烈に批判。
同年にはiPad第3世代(新しいiPad)と初代iPad miniが登場しましたが、「ユーザーはSurfaceなんて欲しがらず、引き続きiPadを欲しがるはずさ」という発言を残しました。
この発言から1年後、それに反撃する形でMicrosoftは「iPadはSurfaceに比べて出来る事が少なすぎる。おもちゃのピアノを弾くくらいしかできないじゃないか」というCMを放送してiPadを批判。
さらに今年、クック発言の当てつけに「トースターと冷蔵庫が合体した謎のイラスト」をtweetするなど、両者一歩も譲らない状態が続いていました。
@maryjofoley, @alex, @thurrott, @tomwarren hope you enjoy the show today…pay attention – some new things might pop up pic.twitter.com/yHbgfLNyfN
— Terry Myerson (@tmyerson) 2015, 10月 6
アメリカでは他社製品の批判をすることはよくあるそうですが、Apple VS Microsoftも結構壮絶だったんですね…。
とは言え、Microsoft OfficeをiOSに提供するなど両社の関係は比較的良好。Surfaceの批判はしたものの、クックも「Microsoftとは良い関係だよ」と認めたそうです。
なにはともあれ、ユーザーとしてはメーカー同士が切磋琢磨して、よりよい製品を提供していって欲しいもの。
お互い、今後もちょうど良い距離感を保ちつつ、ユーザー思いの製品を開発していって欲しいですね。