ごきげんよう、菊太郎です。
最近、Twitterなどで話題になっている「謎のトイレットペーパー」。
普通のトイレットペーパーかと思って取り出したら、無数の文字が印刷してあってビックリする人が続出しています。
なんでこんな変なペーパーに変えたんだろう?と思いきや、実はある安全キャンペーンの一環なんだそうですよ。
やめましょう、歩きスマホ。
JR東日本の主要駅で、「謎のトイレットペーパー」の目撃情報が相次いでいます。
これがその画像↓
入ってびっくり「軽い狂気感じる…」
>トイレットペーパーにも「歩きスマホやめましょう」JR東日本が奇策 – withnews(ウィズニュース) https://t.co/nu1tG0Ku8N #withnews pic.twitter.com/O3EqKqYH4H
— withnews (@withnewsjp) 2015, 11月 4
トイレットペーパーにぎっしりと印刷された緑色の文字…。最初から最後まで1ロール全体にエンドレスでビシッと印刷されています。
ちょっとホラーな感じもしますが、よーく見てみると「やめましょう、歩きスマホ」の文が。
JRの歩きスマホ防止キャンペーンが徹底し過ぎてて怖い。駅の個室のトイレットペーパーでまで訴えてくる。お尻拭きづらい。 pic.twitter.com/sNfJCquX81
— 上からみなみ(浦和の持田香織) (@minami_genic) 2015, 11月 3
実はこれ、東日本旅客鉄道、電気通信事業者協会、docomo、au、SoftBankが共同で行っている「やめましょう、歩きスマホ」キャンペーンの一環で、歩きスマホの危険を防止するのが目的なんだそうです。
歩きスマホに関する苦情は2012年は数件だったのに、2014年になると100件以上と急増。実際に「歩きスマホをしている人にぶつかった」という声も年々増えているんだとか。
歩きスマホによりいつ事故が起きてもおかしくない状態なってしまったので、未然に防ごうとこのキャンペーンを開催するに至ったようです。
このトイレットペーパーは東京駅や新宿駅など大きな駅での目撃情報がありますが、東日本旅客鉄道広報室によると「乗客が一斉に押し寄せる可能性があるので、どの駅で実施するかは公表できない」とのこと。
トイレットペーパーの他にも、駅構内ポスター、車内ポスター、車内ディスプレイ広告なども実施し、歩きスマホによる事故を防止するため本格的に取り組んでいくようです。
若い人のみならず、高齢の方まで多くなっている歩きスマホ。
すでに事故に繋がってしまったケースも何件か出てしまっているので、各事業者は危機感を募らせているようです。みなさんもスマホを使うときは歩かず立ち止まって、安全を確認してから使うようにしてくださいね!