こんにちはkimiです。
最近では「格安スマホ」なんて言葉もあるくらいですから、逆に言うと決して「安い」とは言えない携帯電話の料金。
しかし総務省が世界7都市で携帯電話料金を調査し比較したレポートによると、日本は意外な順位に。
詳しく見てみましょう!
ガラケーは第2位、スマホのライトユーザーはビリから2番目…
総務省が毎年行っている「電気通信サービス内外価格差調査」。
携帯電話やブロードバンド、固定電話などの料金を世界7都市(東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウル)で調査し実際の利用実態をもとに分析したというもの。
ただ単に料金を比較するのではなく、各都市でもっともシェアの高いキャリアで一般的な料金を比較し、さらに物価水準も考慮して算出しているそうです。
スマホに行く前にまずは3Gのみのガラケー。
東京は一ヶ月あたり7都市中2番目に安い1,578円。最安はロンドンの1,553円で、最高はニューヨークの4,009円でした。なお、安値ランキングは以下の通り。
- ロンドン 1,553円
- 東京 1,578円
- ソウル 2,101円
- ストックホルム 2,144円
- デュッセルドルフ 2,569円
- パリ 3,039円
- ニューヨーク 4,009円
機種代金を含めると、毎月一万円弱かかるイメージのある携帯電話ですが、ガラケーだとそんなに安いんですね…。
そしてスマホは「一般ユーザー」と「ライトユーザー」で分かれて算出されています。まずは一般ユーザー(音声月47分・メール月338通(うち発信159通)・データ月2GB)。
東京における一般ユーザーは月額7,263円であり、これは7都市中4番目に安い順位となりました。最安はストックホルムの4,313円で、最高はニューヨークの10,308円という結果に。
- ストックホルム 4,313円
- ソウル 5,136円
- パリ 6,090円
- 東京 7,263円
- ロンドン 7,396円
- デュッセルドルフ 9,180円
- ニューヨーク 10,308円
次にデータをあまり使わないスマホのライトユーザー(音声月47分・メール月338通(うち発信159 通)・データ月500MB)。
東京におけるライトユーザーは月額7,263円であり、これは7都市中6番目に安い順位。最安はソウルの3,493円、最高はニューヨークの8,018円でした。
- ソウル 3,493円
- ストックホルム 4,313円
- パリ 6,090円
- デュッセルドルフ 6,554円
- ロンドン 6,656円
- 東京 7,263円
- ニューヨーク 8,018円
スマホの場合は、一般ユーザーは真ん中の順位ですが、あまりデータを使わないライトユーザーに関しては世界7都市で2番目に高い結果となりました。
これは料金プランが少ないため、東京は一般・ライトとともに同じ金額で算出されたことが要因ですね…。
ガラケーもスマホも、最高額となったのはニューヨーク。最安の都市と比べるとどのサービスも2倍以上の金額がかかっていることに驚きです。
「高い」と思いがちな携帯料金ですが、世界的に見ると「高すぎる」というわけではないのかもしれません。
とは言え最近は格安スマホなんてのも少しずつ登場してきますし、これからさらに値段が下がってより気軽にスマホが使えるようになることに期待したいですね!