こんにちはkimiです。
集中しなくてはならない勉強中、突然iPhoneに通知がきたとしたら…
「集中しなければならないからあえてiPhoneを見ないようにする」?それとも「見なきゃ気になるから見ちゃう」?
結局、勉強に集中するためにはどちらを選ぶべきなんでしょう?そんな小さいけれど究極の二択に、科学的な実験で迫った論文が発表されました。
答えは、「どっちもダメ」でした
実験を行ったのはフロリダの研究者たち。他の作業をしている時に、傍に置いたスマホに通知がきた際、人々にどのような影響を及ぼすのかを実験しました。
実験を行うこと以外に何も知らされずに持続的注意力を測るテストを受ける被験者に対し、ランダムに電話をかけたり、メールを送ったりした時に、それらをいちいち「確認した場合」と「無視した場合」において、どれくらい注意力が低下したのかを測定します。
通知が来た時にいちいち確認した時は当然注意力が下がるのはなんとなく想像がつきますが、実はすべて無視して、通知に応答しなかった被験者も注意力が落ちることが明らかになりました。
全く応答しなかった被験者は、なんと通常の3倍ほど近くミスを起こす頻度が上がり、テストの回答時間がずっと短くなったそうです。これは、通知を早く見たいがために問題を反射的に回答してしまうからとのこと。
電話やアプリの通知が、その内容や発信主に関わらずたいていは同じで、たとえたいした内容の通知でなくても、それがどんな内容なのか考えてしまうことで注意力が散漫になってしまうというそうです。
通知を見ても注意力が下がり、見なくても下がる。ということは、やはり本当に集中したい時は通知をオフにして取り組んだ方が良さそうです。
例えばLINEも送り手やグループによって個別に通知をオフにできますので、通知に振り回されないように設定しておきたいものです。
なお、LINEで特定のユーザーからの通知をオフにするには、通知をオフにしたいユーザーやグループのメニューを表示させて、「通知OFF」をタップすることで設定が完了できますよ。
気軽に連絡を取れるアプリは非常に便利なものですが、自分自身のための時間もしっかり確保して、勉強に取り組んでいきたいものですね!