ども!ともぞうです。
GWの連休を利用して海外旅行へ行かれる方もいらっしゃると思いますが、怖いのが海外でのiPhone利用による高額請求。
ウキウキ気分で帰国して後で請求書を見て真っ青…なんて事にならないよう、渡航先に着く前に忘れずにやっておきたいiPhoneの設定を5つご紹介したいと思います。
これさえ知っておけば、もう心配はいりませんよ!
渡航付く前にやっておきたいiPhoneの設定
各キャリアには海外で使える定額プランがあるから、いつも通り使っていても大丈夫…そんな風に考えていると危ないのが海外でのiPhone利用です。
こんなはずじゃなかった…と後からならないよう、現地に着く前にiPhoneをちゃんと設定しておきましょうね。
1. とりあえず機内モード
何はともあれ、現地に着く前に「機内モード」にしておきましょう。
こうしておけば通信は一切行われないので、まず安心。
ホテルのWi-Fiや公衆無線LANを使いたい時には、設定からWi-FiだけをオンすればOKです。
もし各キャリアの提供する海外定額プランを使う予定があったとしても、定額対象外の回線につながってしまう心配もあるので現地で落ち着くまでは「機内モード」がオススメです。
2. VoLTEはオフかデータ通信のみ
先日、iOS 8.3のアップデートと共にLTE回線で通話が出来る「VoLTE」がiPhone 6/6 Plusで使えるようになり設定をされているもいらっしゃると思います。
特にauは「音声通話中にデータ通信ができる」ようになった事もあり設定されている方が多いかと思いますが、忘れてはいけないのが「3G回線が無効」になる点。
現在LTE回線の国際ローミングも提供されてはいるんですが、すべての地域が網羅されている訳ではありません。そのため「VoLTE」をオンにしていると、ローミング対象の地域なのに電波がつながらないと勘違いしてしまうケースも。
そうならないように、設定のモバイルデータ通信にある「4Gをオンにする」を開いて「オフ」か「データ通信のみ」に変更しておきましょう。
こうしておけば、少なくともローミングがまったく繋がらないという事態は回避できますよ。
3. 「音声通話/データローミング」は状況に応じてオンに
各キャリアの海外定額パケットプランを使うなら知っておきたいのが「ローミング」設定。
設定にある モバイルデータ通信 ⇛ ローミング と進むと細かい設定が出来るんですが、今まで触ったことがなければオフのままになっているハズです。
ここは海外でどういう風にiPhoneを使うかで設定が変わってくるのですが、Wi-Fiしか使わないならこのままオフで構いません。
日本と同じように電話もパケット通信もしたいなら「音声通話ローミングとデータローミングの両方をオン」にします。
注意しなければいけないのはパケット通信は定額に出来ますが、通話料金は別な上に着信でも料金が発生する点。これが結構落とし穴なんですよ。
4. 気付かない所で通信してしまう設定はオフに
普段意識していないので忘れがちですが、iPhoneはバックグラウンド様々な通信を行っています。自分が使っていないと思っていても、これらの通信で余計な請求が発生しないとも限りません。
その1つ目は設定の一般にある「Appのバックグラウンド更新」。普段はアプリを閉じていても動作して便利なこともあるのですが海外にいる間はオフにしておきましょう。
2つ目は設定の写真とカメラにある「iCloudフォトライブラリ」「自分のフォトストリーム」「iCloud写真共有」を全てオフに。
写真を撮ると自動的にiCloudに自動アップロードや共有ができて便利なのですが、写真を撮る機会の多い旅行中オンにしているととんでもない通信量に…。
3つ目はiTunes & App Storeの「自動ダウンロード」の項目。4つある項目全部オフにしておきましょう。容量の大きいアプリのアップデートが自動で行われたりしたら恐ろしいですよね。
これだけオフにしておけば、不用意にパケット通信が発生する心配はありませんよ。
5. キャリア提供の海外利用アプリをダウンロードしておく
各キャリアの海外定額プランの対象エリアは主要な国々で提供されているのであまり心配いりませんが、もし対象エリア外で通信してしまうと従量制で課金されてしまいます。
そんな時に備えてダウンロードしておくと便利なのが、キャリアが提供するアプリ。
auからは海外利用のサポート用に『GLOBAL PASSPORT』がリリースされています。オフラインで対象エリアを確認できるので電波がなくても、定額でローミング出来るかどうか調べることができるのがうれしいところ。
SoftBankが提供しているのは『海外パケットし放題』というアプリ。こちらは対象エリアの確認だけでなく、現在接続している回線業者が定額対象であるか表示してくれるので安心です。
docomoは専用アプリをリリースしていませんが、ローミング契約を結んでいる回線業者全てが定額対象となっており、非対象の業者に接続されることはないそうです。
定額の非対象の回線を知らずに使い続けたら…と思うと恐ろしいので、今どこにつながっているのかはよく確認しましょうね。
まとめ
以上、渡航先に着く前に忘れずにやっておきたいiPhoneの設定を5つご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
海外旅行上級者の方は費用を抑える為にモバイルWi-Fiルーターを使う方もいると思いますが、実は1日あたりの通信量制限があったりするので同じように注意が必要です。
知らなかったじゃ済まない海外利用における高額請求に合わない為に、ぜひご紹介した設定を覚えておいてくださいね!