こんにちはkimiです。
携帯電話の毎月の請求書に必ず書かれている「ユニバーサルサービス料」。特にこちらからすすんで契約したというわけでもないのに毎月請求されていますよね。
一体このユニバーサルサービス料はなんなのでしょうか?実は社会を支える重要な役目があるようですよ…。
公衆電話や緊急通報をみんなで支えるための料金だった!
先日、ドコモなど携帯電話事業者各社は、来年1月分の請求以降、ユニバーサルサービス料を現状の3円から2円にすることを発表しました。
このユニバーサルサービス料は080や090の電話番号を持ってる人なら誰でもキャリアに関係なく毎月支払っているもの。
額が安いので、毎月払っているのを気づかないという人もいるかもしれませんが、請求書の内訳を見るときちんと記載されているはずです。
そしてこのユニバーサルサービス料とは、加入電話や公衆電話、110番などの緊急通報といった「誰でも使えるサービス(ユニバーサルサービス)」を、どの世帯でも公平に安定して利用できるよう「維持に必要な費用」として電話会社全体で負担するというもの。
その「維持に必要な費用」を利用者全体で負担するべく、携帯電話会社各社が価格を決めてサービス利用者から徴収しており、それを「ユニバーサルサービス料」と呼んでいるわけなんです。
なお価格は半年に一度見直しされており、この度の改定で月額3円から2円に値下げとなったそう。
110番や119番、災害時に多くの人が使った公衆電話など、利用頻度は少ないながらも確実に社会に必要な電話を皆で負担して維持するという考え方はいいですよね。
ちなみにひとりあたりだとわずか月額にして2円ですが、TCAが公開している情報によると、日本の携帯電話利用者は2014年9月の段階では142,937,600人とのことですので、単純に2円で計算すると一ヶ月あたり2億8587万5200円のお金が集まることになります。うーむ、驚きですね…。