こんにちは、SHANです。
最近よく聞く「SIMフリー」という言葉。ドコモやソフトバンクが販売しているiPhoneと外観や機能は同じ、しかしSIMカードを入れ替えることによって、他キャリアの安いプランを使うことができます。
とは言えドコモ・ソフトバンク・auは、iPhoneの端末価格を実質ゼロ円にしたりと、こっちはこっちでお得な気もするし…結局、本当にお得なのはどっちなの?><
ということで今回はキャリア版とSIMフリー版、それぞれ「2年間使った場合のトータルコスト」にどのくらい差が出るのか調べてみましたよ!
キャリア版 vs SIMフリー版、お得なのはどっち?
今回はiPhone 6(16GB)を比較した場合にキャリア版とSIMフリー版での程度差が出るのかを見てみましょう。
条件を揃えるためにキャリア版もSIMフリー版も「通話が可能な2GBのデータ通信プラン」で統一します。まずはキャリア版iPhoneのコストから。
◆キャリア版iPhone
まずキャリア版iPhoneの料金設定ですが、iPhone 6(2年間契約)を購入した場合、ドコモ、au、ソフトバンクの3社とも値段は変わりません。
キャリア版iPhone 6(16GB)の場合…
- iPhone本体代金(月々の割引等を引いた金額=実質負担金):0円
- 電話カケ放題:2,700円
- データ定額(2GB):3,500円
- インターネット接続サービス:300円
となり、月額合計7,020円。2年総額だと7,020円×24ヶ月で合計168,480円となります。
では続いてSIMフリー版iPhone 6を見てみましょう。
◆SIMフリー版iPhone
今回は大手格安SIMを提供している「IIJ mio(みおふぉん)」で料金を計算します。
SIMフリー版iPhone 6(16GB)の場合…
- 本体料金(Apple Storeで購入):73,224円
- 090電話番号+データ通信(2GB):1,728円
これを2年間で計算すると、73,224円+(1,728円×24ヶ月)となり合計が114,696円となります。
◆まとめ
ということで、キャリア版とSIMフリー版の本体代+2年間のトータルコストを比べてみると…
- キャリア版:168,480円
- SIMフリー版:114,696円
となり、その差なんと53,784円!やはり「SIMフリー版の方がお得」という結果になりました。
SIMフリー版のメリットとデメリット
ただし格安なSIMフリー版も、やはりメリットとデメリットはあります。まずメリットとしては
- とにかく安い
- 2年の縛りがない
- 他社への乗り換えが楽
デメリットとしては
- 通話料金がキャリアに比べて割高の場合がある
- 端末の保証がApple Storeしかない
- 本体価格の割引が一切ない
などの点が挙げられます。
キャリア版とSIMフリー版どちらのiPhoneを買おうか悩んでいる方は、これらの点を考慮して自分の使い方に合っている方を選ぶようにしましょう!