昨年EUは新しいデジタル市場法 (DMA)を施行しましたが、日本でも政府が巨大IT規制でアプリストアの開放を義務づけ、来年2024年国会への法案提出を目指すとのことです。
日本でもAppleにサードパーティのアプリストア義務付け
NIKKEI Asiaによると、日本は、AppleやGoogleなどのような大手テクノロジー企業に対し、アプリのサイドローディングとアプリ内購入の代替支払い方法の許可を強制するための独占禁止法案を準備しているとのことです。
法案は来年2024年国会に提出される予定で、アプリストアと決済、検索、ブラウザ、オペレーティングシステムの4分野に焦点を当てています。
法案が国会を通過し施行されると、公正取引委員会は新法に違反した企業に罰金を科すことができるようになり、規則違反行為から得た収益の約6%に相当する罰金を課すことができるようになるとのことです。
日本の規制案はEUのデジタル市場法(DMA)によく似ています。
EUのデジタル市場法(DMA)では、2024年3月までにAppleに対しEU内でのアプリのサイドローディングの有効化を求めており、今後のiOS17.3以降のアップデートでサポートされると予想されています。