Appleは昨日、iOS17.3ベータ1を開発者向けにリリースしましたが、盗難デバイス保護機能が追加され、話題になっています。
iOS17.3ベータ1盗難デバイス保護機能追加
今年2023年の初めころ、ウォール・ストリート・ジャーナルなどで、iPhoneのパスコードを盗み見られた後iPhoneを盗まれ、支払い情報を含むすべてのデータが悪用される事件についてレポートがありました。
MacRumorsによると、Appleは、iOS17.3ベータ1で盗難デバイス保護機能で、iPhoneの情報を泥棒から守る対策を追加しました。
盗難デバイス保護機能を使うには、設定アプリの「Face IDとパスコード」→「盗難デバイス保護」をオンにします。
盗難デバイス保護機能がオンになっている場合、iCloudキーチェーンに保存されているパスワードまたはパスキーの表示、新しいApple Cardの申請、紛失モードのオフ、すべてのコンテンツと設定の消去、支払いの使用などの追加の操作には、Face IDかTouch ID 認証が必要になります。
iPhoneに関連付けられたApple IDアカウントのパスワードの変更など、特に機密性の高い操作の場合、生体認証に加えてセキュリティの遅延が追加され、Face IDかTouch IDで認証し、1 時間待ってから再度Face IDかTouch IDで認証する必要があるとのことです。
iOS17.3の正式リリースは、来年2024年1月か2月になると予想されています。