Appleは昨日、M3チップを搭載したMacBook Pro と24インチiMacの販売を開始しましたが、macOS14.1にアップデートできない不具合が発生しているとのことで、話題になっています。
M3チップ搭載MacBook ProとiMacでmacOS14.1にアップデートできない不具合発生
9to5Macによると、M3チップを搭載したエントリーレベルの14インチMacBook ProとiMacが届いたユーザーから、macOS14.1にアップデートできない不具合が発生していると報告があるとのことです。
具体的には、ユーザーがシステム設定アプリでmacOS Sonoma14.1にアップデートしようとすると、macOS Sonoma 14.1ではなく、macOS Ventura 13.5が利用可能な最新バージョンとして表示され、アップデートできないとのことです。
Thanks to the MacRumors forums, we were able to verify that some of the new macs ship with an unreleased build of macOS 13.5 which means some of these Macs have been sitting in a warehouse since July. https://t.co/8BzwFduo8Z
— Aaron (@aaronp613) November 7, 2023
研究者の@aaronp613氏は、14インチMacBook Proに搭載されているオペレーティングシステムを確認し、macOS Ventura 13.5の未リリースビルドがインストールされた状態で出荷されていることを発見。
Mac App Store経由でアップデートをインストールしようとしても、「要求されたバージョンのmacOSは利用できません。お使いのMacがこのソフトウェアと互換性があるかどうかを確認してください」というエラーメッセージが表示されるとのことです。
macOS Sonoma 14.1にアップデートするためには、Appleのインストールアシスタントパッケージをダウンロードし、手動でアップデートする方法があるとのことです。
macOS Ventura 13.5は7月にリリースされたことから、Appleが数か月前からM3チップ搭載14インチMacBook ProとiMacの備蓄を開始したと推測されています。