Appleは先週、iOS 17.1RCをリリースしましたが、プライバシー設定が許可なく変更される不具合が発生していましたが、バグを修正したとのことです。
iOS 17.1RCプライバシー設定が許可なく変更される不具合に対処
先月iOS17にアップデートした一部のユーザーから、iPhoneの既存のプライバシー設定が許可なく変更されることが報告され、話題になっていました。
プライバシーに高い関心を持っている開発者のMysk氏は、Xで、情報を共有。
🚨Important Update: After some further investigation with several attempts to reproduce the issue, it appears this could simply be a rare edge case and these location settings will not turn back on when upgrading to iOS 17.
We regret the error, and we promise to do better in the… https://t.co/SSMUioRZtv
— Mysk 🇨🇦🇩🇪 (@mysk_co) September 26, 2023
具体的には、iPhoneのプライバシー設定で、「利用頻度の高い場所」とAppleと情報を共有する「iPhone解析」をオフにしていたにもかかわらず、iOS17にアップデートすると、許可なく勝手にオンになるというものです。
利用頻度の高い場所は、最近訪れた場所を追跡するために使用され、位置データは、予測交通ルート、アプリの推奨事項、写真アプリの思い出などに使用され、収集された情報はエンドツーエンドで暗号化され、iPhone上で保存されます。
9to5Macによると、iPhoneのプライバシー設定が勝手に変更される不具合の原因はバグで、Appleは、iOS 17.1RCでApple Watchやデバイスを転送するときに利用頻度の高い場所のプライバシー設定がリセットされる可能性がある問題のバグを修正したとのことです。