iOS16.7がリリースされてから2週間半、Appleは本日iPhoneとiPadユーザー向けのiOS16.7.1とiPadOS16.7.1をリリースし、セキュリティアップデートをしました。
iOS16.7.1とiPadOS16.7.1
AppleのiOS16.7.1とiPadOS16.7.1のリリースノートは以下の通りです。
このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
日本と米国のセキュリティアップデートのサポートドキュメントでは、まだ情報が更新されていませんが、先週iOS 17.0.3とiPadOS 17.03で、以下の2つのセキュリティパッチが提供されていることから、iOS16.7.1とiPadOS16.7.1でも同じセキュリティ修正が提供された可能性があります。
- Kernel:ローカルの攻撃者が自分の権限を昇格できる可能性があるバグを修正。
- WebRTC:バッファオーバーフローにより、任意のコードが実行される可能性があるバグを修正
Appleによると、Kernelのバグは、iOS 16.6より前のバージョンのiOSに対して積極的に悪用された可能性があるという報告を認識しているとのことで、早めのアップデートが推奨されています。
iOS16.7.1は、iOS17にアップデートできないiPhoneと、まだiOS 17にアップデートしていないすべてのiPhoneで利用可能です。
iOS16.7.1は、「設定」 > 「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」に移動して、無線でダウンロードできます。
修正後の不具合やアップデートの感想については、後ほど追加記事をリリースします。