LINEMOとpovoの違いとは
LINEMOとpovoの違いについて表にまとめてみました。
povo | LINEMO | |
1GB:390円 (7日間) |
なし |
|
トッピング/基本料金(月額) |
3GB:990円 (30日間) |
ミニプラン (3GB):990円 |
20GB:2700円 (30日間) |
スマホプラン (20GB):2,728円 |
|
60GB:6,490円 (90日間) |
なし |
|
150GB:12,980円 (180日間)
|
なし |
|
制限時の速度 |
最大128kbps |
ミニプラン 最大300kbps |
スマホプラン 最大1Mbps | ||
節約モード | なし | なし |
通話料金 |
22円(30秒) |
22円(30秒) |
かけ放題オプション |
550円 (1通話につき5分) |
550円 (1通話につき5分) |
1,650円(無制限) | 1,650円(無制限) | |
テザリング | 0円 | |
追加チャージ(1GB) | なし | 550円 |
5G対応 | 〇 | 〇 |
eSIM対応 | 〇 | 〇 |
サポート | チャット | チャット |
契約事務手数料 | 0円 | |
MNP転出手数料 | 0円 | |
契約解除料 |
比べると全然違うんだねぇ
では個別に比較していきましょう!
LINEMOとpovoのプランを比較
月額料金を比較
まず基本料金がどれだけ違うのか確認してみよう
povo
- 1GB:390円(7日間)
- 3GB:990円(30日間)
- 20GB:2700円(30日間)
- 60GB:6,490円(90日間)
- 150GB:12,980円(180日間)
LINEMO
- ミニプラン:3GB(990円)
- スマホプラン:20GB(2,728円)
どちらがお得?
povoと比べると、同じGBだと価格に差がないことが分かります。
60GB以上であれば、povoの方が安いと言えます。
たくさん使うならpovoだね
データを使い切った時の比較
povoはデータを使い切ると最大128kbpsとなり、通信はほとんどされなくなります。
LINEMOデータを使い切ると、ミニプランの場合は最大300kbps、スマホプランは最大1Mbpsに制限されます。
これはLINEMOの方が有利だね。
追加チャージ
LINEMOは1GB追加チャージすると550円となります。
一方、povoは1GBで390円(7日間)となります。
povoは1GBだと7日間限定なのが辛いなぁ。
節約モードの比較
povo
povoはには節約モードはありません。
LINEMO
LINEMOも節約モードはありません。
ですが、LINEMOにはLINEギガフリーという機能があります。
LINEギガフリーとはLINEアプリのトークや音声通話、ビデオ通話のデータ消費がゼロとなる特徴のことです。
さらにLINEのVOOMで動画を視聴しても消費はゼロ!これはお得ですね。
つまり、データ容量を使い切ってもLINEアプリでのコミュニケーションやVOOMは制限を受けることなく使える訳です。
節約モードがなくても、LINEギガフリーがあれば安心だね
LINEMOとpovoのエリアと速度を比較
意外な結果が出ていますよ
通信速度を比較
「みんなの回線速度」というサイトでpovoとLINEMOのダウンロード速度を調べてみました。
povo
povoの通信速度レポート(11253件)
平均Ping値: 56.26ms
平均ダウンロード速度: 86.08Mbps
LINEMO
LINEMOの通信速度レポート(4009件)
平均Ping値: 41.69ms
平均ダウンロード速度: 81.76Mbps
結論:povoの方が速いね!
povoとLINEMOの通話を比較
povoとLINEMOは両方とも30秒22円で通話料金に差はありません。
通話料金 |
22円(30秒) |
22円(30秒) |
かけ放題オプション |
550円 (1通話につき5分) |
550円 (1通話につき5分) |
1,650円(無制限) | 1,650円(無制限) |
povoとLINEMOの5分かけ放題プランは550円、無制限のかけ放題は1,650円です。
全く同じなんだね
povoとLINEMOのサポートを比較
LINEMOはソフトバンクのオンライン専門の格安SIMサービスです。
だからサポートは基本的にチャットがメインとなります。
povo | LINEMO | |
サポート | チャット | チャット |
povoはKDDIのオンライン専門の格安SIMサービスです。こちらもチャット対応がメインとなります。
povoを選ぶメリット、デメリット
povoを選びたい人向けに、LINEMOと比較した時のメリットとデメリットをまとめました。
povoを選ぶメリット
povoとLINEMOを比較した時、料金面では甲乙つけがたいのですが、使わない月は0円にできる点が最も大きいでしょう。
その他に、60GBや150GBを選べるので、大容量プランがほしい方はpovoがオススメです。
povoを選ぶデメリット
povoを選ぶデメリットはトッピング1GBを追加する場合、有効な期間が7日間となってしまう点です。7日間を過ぎると、トッピング1GBは消滅します。
またデータを使い切ると最大128kbpsとなり、通信が使い物にならなく点は注意が必要です。
安く使おうと思うと、不便だねぇ。
LINEMOを選ぶメリット、デメリット
povoと比べた時のLINEMOのメリット、デメリットをまとめました。
LINEMOを選ぶメリット
基本料金は同等だけど、それ以外が良い!
LINEMOにはミニプラン990円 (3GB)とスマホプラン2,728円(20GB)があります。
ここはpovoと同じだね。
その他にLINEギガフリーがあったり、データを使い切った後の速度がスマホプランの場合は1Mbps出る点はLINEMOの大きなメリットと言えるでしょう。
1Mbpsも出ることで、YouTubeの視聴が十分できます。
ミニプラン |
スマホプラン |
データ量 |
|
3GB |
20GB |
基本料(月額) |
|
税抜 900円 |
税抜 2,480円 |
税込 990円 |
税込 2,728円 |
対応 |
対応 |
対象外 |
対象 |
300kbps |
1Mbps |
対応 |
対応 |
プラン変更 |
|
スマホプランに変更可能 |
ミニプランに変更可能 |
対象 |
対象 |
通信エリアがソフトバンクと同等
LINEMOはソフトバンクの回線網を使用しています。
通信エリアを比較してみましょう。左がLINEMO、右がソフトバンクです。
基本的にはほとんど変わりません。
5Gと4Gの通信エリアの境目のある小田原をみてみましょう。
小田原駅の周囲でソフトバンクは4Gなのに、LINEMOの方だけ紫の部分があり、一部5G対応となっているようです。
5Gに関してはLINEMOの方が一部優遇されているようです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
LINEMOを選ぶデメリット
LINEMOは目立つデメリットはほとんどありません。
ただpovoと比べると60GBや150GBという大容量プランが無い点が唯一のデメリットと言えるかもしれません。
結論
povoは0円で運用できるので、回線の維持のためには良いサービスです。
普段使いを考えると、LINEMOのミニプラン3GBやスマホプラン20GBを使うのが良いでしょう。
ただ、月に20GBを大きく超える使い方をする人は60GBや150GBのトッピングがあるpovoがオススメです。
LINEMOに乗り換える方法
ではLINEMOに乗り換える方法を紹介します。
1から4までのステップで完了しますよ。
※現在、ソフトバンクやワイモバイルの方は4のステップが省略できます。
1.準備するもの
LINEMOに乗り換える前に、以下の3点の準備をしておきましょう。
- LINEMOで使うスマートフォン
- 本人確認書類
- クレジットカード、銀行口座
2.申し込む
LINEMOの公式サイトで「今すぐ申し込む」をタップしましょう。
一つずつ、回答していけば申し込みは進みます。
事前に決めておかないといけない項目は「電話番号」と「SIM」です。
- 今の電話番号をそのまま使用する
- 新しい電話番号で契約する
特にeSIMは初心者の方は戸惑ってしまうかもしれないので、迷ったらSIMを選ぶと良いでしょう。
- SIM
- eSIM
3.オプションの選択
LINEMOには通話料金が定額になるオプションがあります。
5分通話の「通話準定額」とかけ放題の「通話定額」です。
通話料 |
定額オプションやサービス |
通話準定額550円 |
5分以内の通話/回が定額 |
通話定額1,650円 |
国内通話無制限定額 |
LINEMOを始めたばかりの方は「通話オプション無料キャンペーン」を利用しましょう。
このキャンペーンを適用することで通話の定額オプションが7ヶ月間、550円引きになります。
4.本人確認書類のアップロード
本人確認書の為、運転免許や健康保険証をアップロードします。
最後に「上記に同意の上申し込みを確定する」をすることで完了します。
ソフトバンクやpovoユーザーの方は、本人確認として「My SoftBank」や「My Y!mobile」にログインする必要があります。これにより、本人確認書類のアップロードをスキップできます。
LINEMOを解約する方法
解約する方法について解説します。
1.解約、MNP予約番号の予約ページに入る
解約やMNP予約番号の予約ページは以下になります。
2.電話番号についての質問に答える
転出される方は、ここでは「はい、利用します(乗り換え)」を選択します。
解約される方は「いいえ」を選択します。
解約される方は、このまま質問に答えるだけで解約が完了します。
乗り換える方は次の項目(3)に進んでください。
3.乗り換え先を選ぶ
移行先を選びます。
この後、ページ下部まで進みます。
4.MNP予約手続きを進める
「お手続きを始める」をタップする。
その後、ログインをしてMy Menuの解約ページに入ってMNP予約番号を発行します。
LINEMOのQ&A
解約するのに手数料はかかる?
LINEMOに最低利用期間はないので、初月に解約しても違約金を払う必要はありません。
LINEMOは「スマホプラン」と「ミニプラン」について、契約期間を伴わないプランだと述べています。
したがっていつでも契約解除料がかかることなく解約が可能です。
「スマホプラン」「ミニプラン」は契約期間を伴わないプランのため、契約解除料はかかりません。
データの繰り越しはできる?
これはちょっと悲しい…
スマホプランの20GBで使えるコンテンツごとに以下の表にまとめました。
WEBページの閲覧 | 66,000ページ |
---|---|
メール送受信 | 40,000通 |
地図アプリ(10分) | 20,000回 |
高画質の動画視聴 | 20-30時間 |
標準画質の動画視聴 | 40時間 |
高音質の音楽再生 | 140-280時間 |
標準音質の音楽再生 | 460時間 |
LINEギガフリーについて教えて
LINEギガフリーは音声通話やビデオ通話はカウントフリーで使うことができます。
また、LINEのトーク(チャット)であれば画像や動画を送受信してもデータ消費量はゼロとなります。
実際どの程度、データ消費量を節約できるのか紹介します。
LINE音声通話
LINEの音声通話であれば10分3MB程度です。
音声通話時間 |
通信量 |
10分 |
3MB |
30分 |
9MB |
1時間 |
18MB |
LINEビデオ通話
ビデオ通話のデータ通信量の目安は、以下の通りです。
1時間ビデオ通話することで300MBになります。1日1時間だとすると一ヶ月で10GB近くになります。無料、無制限で使えるのは嬉しいですね!
ビデオ通話時間 |
通信量 |
10分 |
50MB |
30分 |
150MB |
1時間 |
300MB |
ギガフリーの対象
LINEギガフリーの対象サービスは以下の通りです。
- 各タブトップの表示
- 音声通話
- ビデオ通話
- トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)
- トークのみんなで見る機能による画面シェア
- 各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集
- LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア
- ※アプリからの利用
- ディスカバー(写真・動画)の表示
- ウォレットタブのLINE Payの利用
- ウォレットタブのLINE家計簿の利用
- 設定および各項目の表示・編集
- 友だち追加画面の表示・各項目の操作・友だちの追加
- プロフィールの表示・編集・投稿
- 検索の利用
まとめ
LINEMOは20GB以下の利用で満足される9割の方にオススメできるサービスです。またソフトバンクの通信エリアがそのまま使えるので非常に安定度が高いです。
スマホの利用はデータ通信が命です。私はLINEMOの方をオススメします。