iOS16.6.1がリリースされてから2週間、Appleは本日iPhoneとiPadユーザー向けのiOS16.7とiPadOS16.7をリリースし、セキュリティアップデートをしました。
iOS16.7とiPadOS16.7
AppleのiOS16.7とiPadOS16.7のリリースノートは以下の通りです。
このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
日本のセキュリティアップデートに関するサポートドキュメントにはまだ情報は掲載されていませんが、米国のセキュリティアップデートのサポートドキュメントには、以下の3つのセキュリティパッチの記載があります。
- Kernel:ローカルの攻撃者が自分の権限を昇格できる可能性があるバグ修正
- Security:悪意のあるアプリが署名の検証をバイパスできる可能性があるバグ修正
- WebKit:Web コンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があるバグ修正
Appleは、この問題がiOS16.7より前のバージョンのiOSに対して積極的に悪用された可能性があるという報告を認識しているとのことで、早めのアップデートが推奨されています。
iOS16.7は、「設定」 > 「一般」 > 「ソフトウェアアップデート」に移動して、無線でダウンロードできます。
修正後の不具合やアップデートの感想については、後ほど追加記事をリリースします。