Appleは、昨年2022年9月に、iPhone14 Proを発売しましたが、複数のユーザーから1年もたたずにバッテリーの最大容量が大幅に低下したと苦情があるとのことで、話題になっています。
iPhone14 Proで1年もたたずにバッテリーの最大容量大幅に低下
購入直後のiPhoneを確認すると、通常バッテリーの最大容量は100%で、使っているうちに少しずつ減少していきます。
iPhoneはリチウムイオン電池を使用しており、使用しているうちに化学的に劣化しますが、Appleは、 iPhoneのバッテリーは通常の状態で動作している場合、500回の完全な充電サイクルで元の容量の最大80%を維持するように設計されていると説明しています。
9to5Macは、iPhone 14 Proが発売されてから1年も経たないうちに、多くのユーザーがTwitterやRedditなどで劣化していくバッテリー容量のスクリーンショットを共有していることをレポート。
9to5Macによると、バッテリーの最大容量が大幅に低下したと報告しているユーザーの、iPhone14 Proのバッテリーの最大容量は、86%から93%です。
iPhone14 Proのバッテリーの最大容量が大幅に低下している理由として、Appleが以前のiPhoneモデルと比較して計算方法のアルゴリズムを調整した可能性、iOS 17ベータ版がiPhoneのバッテリーの状態に大きな影響を与えている可能性、ディスプレイ常時表示などのiPhone 14 Pro専用の機能が全体的なバッテリーの状態に影響を与えている可能性があると、9to5Macは推測しています。